海老名市、中3対象「入試関係限定保険」に教委が一括加入

 海老名市教育委員会は、平成28年度より市立中学校3年生全員を対象に、高校入試や就職試験の受験に備えて「入試関係限定保険」に加入する。試験や面接、合格発表に行く際に不慮の事故でけがをした場合や物的な損害を与えた場合などに備える。

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 海老名市教育委員会は、平成28年度より市立中学校3年生全員を対象に、高校入試や就職試験の受験に備えて「入試関係限定保険」に加入する。試験や面接、合格発表に行く際に不慮の事故でけがをした場合や物的な損害を与えた場合などに備える。

 現在、海老名市教育委員会で加入している児童生徒向けの保険は、入学試験を受験するための移動のうち、教員の引率がない場合には適用されないことから、生徒に安心して受験してもらえる環境づくりを図るために実施する。同様の保険は、小田原市が保護者負担で加入しているが、教育委員会が一括で加入するケースは神奈川県内で初めてだという。

 入試関係限定保険は、海老名市立中学校全6校の3年生全員1,210人を対象に加入する。賠償保険は対人・対物賠償1事故1,000万円(自己負担なし)、傷害保険は傷害による死亡・後遺障害が最高1,000万円、傷害による入院が日額5,000円、傷害による通院が日額3,000円。保険料は12月補正予算に計上、可決されているという。
《工藤めぐみ》

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