FP直伝、子どもがもらったお年玉で「お金の教育」

生活・健康 小学生

お金は、つきあい方によって、その人の人生をバラ色にも地獄にもするアイテム。わが子には、できればバラ色人生を送ってもらいたいのが親の常。であれば、子どもにお金達人を目指してもらうべく、親も一緒にお金についてのあれこれを考えていきましょう。

【お年玉ってどう管理すればよいの?】
ぼく:ママ、今年もお年玉沢山もらえたよ!
ママ:よかったわね!ところでお年玉で何が買いたいの?
ぼく:そりゃ、新しく出たゲームソフトかな。でも、余ったらどうしようかな。
ママ:そうね。お年玉余ったらいいわねー。余ったお金、どうしようか。でもソフトってそんなに安かったかしら…。

■お年玉はまず「使う」
お年玉をもらっても、すぐに親に預けてしまい、何も買わない子どもも見かけます。でも、お金というのは「使う」ためにある手段。年に一度のお年玉を、自分が嬉しくなることに「使う」経験が、子どものお金を大切にする心を育みます。

小学生までの小さい子どもの場合は、「お年玉で何を買ったら1年間ハッピーになれる?」など声かけしながら、子どもが楽しく買い物する姿を見守りましょう。

■使って余ったら「貯める」
お年玉は使い切っても構いませんが、もし少しでも余ったら「貯める」楽しさも教えてあげましょう。お金の大切な役割が「貯蓄できること」。腐ったりカビたり変化せずに、お金はいつまでもお金です。お年玉を貯めておけば、あとで欲しいモノが出てきた時にも買えますね。

筆者は子どもが3歳くらいの時に、子ども名義の銀行口座を作り、子どもの手でお金を入れさせることを始めました。子どもはATMが大好き。使い切れなかったお年玉を入れ、自分の通帳に残高が記されると、大喜びだったのを覚えています。

少し大きくなってきたら、今のお金では足りないけれど欲しいモノはないか訊いてみて。もしあれば、あといくらあれば買えるのか、そのためには毎月のおこづかいからいくらずつ貯めていけば買えるのか、ということを子ども自身に計算させ、貯金計画の方法を教えてあげたいですね。モチベーションアップのために、欲しいモノの名前を書いた貯金箱を作ってあげると喜びます!

少しずつお金を足せばお金が貯まっていくことを実感し、きっと「目標のために貯めること」の喜びを知ることができるでしょう。

■使って貯めたら、上級者は「殖やす」へ

お金を使う、貯めるということが理解できたら、「殖やす」という選択肢があることも伝えたいですね。2016年より始まった「ジュニアNISA」を使えば、子ども自身の口座で、株や投資信託の運用が非課税でできます。

お年玉の一部を使って運用にチャレンジするのであれば、大好きなスポーツや趣味に関わる企業の株を買うと、応援している企業の出来事と株価の関係を肌身で感じられるので面白いですね。また、子どもと一緒に株主優待から銘柄選びをするのも楽しいですね。

ただし、その年だけのお年玉では、なかなか高い株価の銘柄は手が出ないかも。その場合は、株主優待は受けられませんが、1株から買える「ミニ株」という制度を利用するのも良いでしょう。

<お年玉の管理ポイント>
・ 「使う」→「貯める」を経験しよう
・ 子ども自身の預金口座に自分で入金してみよう
・ 欲しいモノを得るための貯金計画をたててみよう
・ お金を殖やす手段「運用」についても知ろう

<マネー教育に関するおすすめ記事>
・「お金が大好き」で何が悪い!幸せなお金であるための3つのポイント
・お金を貯めることってえらい !?【親子で話そう!おかねの大切さ】

子どもがもらったお年玉どう使う?FP直伝・賢いお年玉管理法【お金の教育】

《鈴木さや子》

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