【中学受験2017】チャレンジ校回避、安全志向…四谷大塚が分析

 四谷大塚は、合不合判定テスト参加者配布資料として、2017年入試最終予想を公表した。2017年の受験生は、男女ともに例年よりもチャレンジ校を回避する傾向にあり、安全志向が強まっているという。

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  • 渋谷教育渋谷の志望状況
 四谷大塚は、合不合判定テスト参加者配布資料として、2017年入試最終予想を公表した。2017年の受験生は、男女ともに例年よりもチャレンジ校を回避する傾向にあり、安全志向が強まっているという。

 年度内最終の第6回合不合判定テストの集計結果より、合格可能性40%未満のチャレンジ校は回避し、合格可能性40~80%の範囲で確実に合格できるところをスケジュール的にも無理のない日程の妥当な形になるように厳選しているのではないかと四谷大塚は分析している。

 文部科学省が2014年度に開始したグローバル・リーダー育成事業「スーパーグローバルハイスクール」(SGH)は、首都圏では青山学院高等部や渋谷教育学園幕張高等学校、渋谷教育学園渋谷高等学校、早稲田大学高等学院、佼成学園女子中学高等学校、順天高等学校、品川女子学院、昭和女子大学附属昭和高等学校、公文国際学園中等部・高等部、横浜市立南高附属高等学校、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校などが指定を受けている。これらのSGH指定校は、その優位性が受験生に浸透し、合不合判定テストにおいてもSGH指定校は志望者が増加傾向にあるという。

 資料ではこのほか、首都圏80偏差値変動の大きい中学校や、2016年12月末日段階での埼玉県入試の出願状況、施設の整備が進んだ学校への人気状況などを紹介している。
《工藤めぐみ》

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