【招待券プレゼント】三井家のおひなさま展、別荘の展示も…日本橋2/18-4/2<応募締切2/3>

 三井記念美術館は、三井家の夫人や娘が大切にしてきたひな人形やひな道具を展示する「三井家のおひなさま」を開催する。期間は2月18日~4月2日で、入館料は一般が1,000円。同時に「三井家の別荘・城山荘の想い出」も特集展示される。

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「内裏雛」 三世大木平藏製 明治28年(1895) 三井記念美術館蔵
  • 「内裏雛」 三世大木平藏製 明治28年(1895) 三井記念美術館蔵
  • 「銀製ひな道具」 江戸~明治時代・19世紀 三井記念美術館蔵
  • 「立雛」 江戸時代・文化12年(1815) 三井記念美術館蔵
  • 「次郎左衛門雛」
  • 「内裏雛(女雛)」 五世大木平藏製 昭和9年(1934) 三井記念美術館蔵
  • 「内裏雛」 五世大木平藏製 昭和9年(1934) 三井記念美術館蔵
  • 「内裏雛」 四世大木平藏製 明治33年(1900) 三井記念美術館蔵
  • 「城山莊本館」
 三井記念美術館は、三井家の夫人や娘が大切にしてきたひな人形やひな道具を展示する「三井家のおひなさま」を開催する。期間は2月18日~4月2日で、入館料は一般が1,000円。同時に「三井家の別荘・城山荘の想い出」も特集展示される。

 展示されるのは、北三井家十代・高棟夫人の苞子(1869~1946)、十一代・高公夫人のとしこ(1901~1976)、高公の一人娘・浅野久子(1933年生まれ)、伊皿子三井家九代高長夫人の興子(1900~1980)の、旧蔵の贅をつくした逸品。

 高棟夫人の苞子のひな人形は、面長で能面のような顔立ちと、金襴や錦など上質な織物製の装束をつけ、男雛の袖が左右に跳ね上がっているのが特徴。愛らしい丸顔に、松に藤、撫子を岩絵具で描いた小袖、菊と亀甲紋を金泥で表した袴など美しく豪華な装飾の雛。比較的大型のものが多く、おひな様が生活するのに必要な道具一式が揃っている。また苞子は、三井家夫人を代表する立場として、多忙な日々を綴った日記や当時の財閥当主夫人の生活を記録する貴重な資料も残しているという。

 高公夫人のとしこのひな人形は、明治から昭和戦後にかけて四代続いた名店の二代永徳齋の作品が中心。次郎左衛門雛は、丸顔に引目鉤鼻の面立ちが特徴。ひな道具には牡丹唐草蒔絵の装飾が施された精巧な作りとなっている。としこは、手先が器用で、貼り絵の一種である剪綵(せんさい)を復活させ、三井家の婦人たちの中心となり作品を残したという。

 浅野久子のひな人形は、「丸平」で知られる京都の丸平大木人形店・五世大木平藏に注文した段飾り。幅3メートル、高さ5段の豪華なひな段飾りが展示されている。

 展示室7で特集展示される「三井家の別荘・城山荘の想い出」は、明治末期から昭和初期にかけて、三井高棟の好みにより神奈川県大磯町に建築された別荘。昭和初期には、城山荘の敷地は3万8,000坪規模となり、山の地形を利用した回遊式の庭園と、古社寺の古材を利用した建築。写真パネルと記録映像「城山荘の想い出~東伏見宮妃殿下御訪問~」で紹介している。城山荘内の窯で焼かれた城山焼の作品も展示している。

 展示室1・2・3では、2016年に重要文化財に新指定された「粉引茶碗 三好粉引」を特別公開する。

◆三井家のおひなさま 特集展示「三井家の別荘・城山荘の想い出」
期間:2017年2月18日(土)~2017年4月2日(日)10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
会場:三井記念美術館
入館料:一般1,000円、大学・高校生500円、中学生以下無料

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《神山千寿子》

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