【高校受験2017】都内私立高中間倍率まとめ…最高21.35倍、上位10校を掲載

 東京都は1月31日、平成29年度(2017年度)都内私立高等学校一般入試の中間応募者状況を公表した。各校の中間倍率のほか、自由ヶ丘学園6.82倍、豊島岡女子学園5.89倍、桜丘21.35倍など、中間倍率の高い上位10校をまとめている。

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全日制における募集人員、応募人員および中間倍率などの推移
  • 全日制における募集人員、応募人員および中間倍率などの推移
  • 中間倍率の高い学校(学科・コース等募集区分別)上位10校
 東京都は1月31日、平成29年度(2017年度)都内私立高等学校一般入試の中間応募者状況を公表した。各校の中間倍率のほか、自由ヶ丘学園6.82倍、豊島岡女子学園5.89倍、桜丘21.35倍など、中間倍率の高い上位10校をまとめている。

 都内私立高等学校一般入試日程は、東京私立中学高等学校協会により、願書受付は1月25日以降、選抜日は2月10日以降と定められている。公表されたのは、1月27日正午時点に一般入試(帰国子女入試含む)の募集を行っている都内私立高等学校の調査結果となる。

 全日制182校の募集人員21,034人に対し、応募人員(中間)は58,522人。中間倍率は2.78倍となり、平成28年度と比べて0.17ポイント低下した。男女校別の中間倍率では、男子校3.26倍、女子校1.11倍、男女校3.27倍。なお平成28年度の最終倍率は、全日制181校で3.86倍だった。

 調査では、各校の応募者状況を一覧にまとめているほか、中間倍率の高い学校(学科・コース等募集区分別)上位10校を掲載している。

 男子校では、1位が自由ヶ丘学園(普)総合進学コース6.82倍。ついで5位まで、早稲田大学高等学院(普)5.69倍、日本大学豊山(普)第2回一般(学業)5.33倍、開成(普)5.31倍、明治大学付属中野(普)5.19倍。

 女子校では、1位が豊島岡女子学園(普)5.89倍。ついで5位まで、慶應義塾女子(普)4.39倍、下北沢成徳(普)進学コース一般第2回3.80倍、立川女子(普)総合コース3.64倍、トキワ松学園(普)特進・進学・美術デザインコース一般第1回3.10倍。

 共学校では、1位が桜丘(普)併願2(特待)21.35倍。ついで5位まで、東洋(普)特進選抜コース14.83倍、朋優学院(普)国公立コース11.66倍、昭和第一学園(普)特進コース10.71倍、青山学院高等部(普)10.40倍。

 全日制の願書受付開始日が1月28日以降である私立高校は11校13学科で、募集人員は計345名(若干名は0名で集計)。東京都Webサイトでは、これらの学校の募集区分や募集人員、願書受付開始日の一覧のほか、調査対象となった高校には応募人員、願書締切日、選抜日、合格発表日、入学手続締切日、併願者の特例取扱いの情報を加えてまとめ、一覧を掲載している。
《勝田綾》

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