エルモ社、低価格なユニット型電子黒板「つたエルモん」発売

 エルモ社は2月13日、大型液晶テレビやプロジェクターの画面に後付けできるユニット型電子黒板「CRB-2(愛称:つたエルモん)」の販売を、学校や教育機関向けに開始した。本体価格は89,000円(税別)。

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エルモ社「CRB-2」
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  • エルモ社「CRB-2」仕様
 エルモ社は2月13日、大型液晶テレビやプロジェクターの画面に後付けできるユニット型電子黒板「CRB-2(愛称:つたエルモん)」の販売を、学校や教育機関向けに開始した。本体価格は89,000円(税別)。

 「CRB-2」は、液晶テレビでは最大65インチ、プロジェクターでは最大90インチまでの画面サイズに対応。小型センサーを画面側に貼り付け、USB型受信機をパソコン側に挿入するだけで、画面のタッチ操作が可能となる。

 電子黒板化ソフト「EIT」(Elmo Interactive Toolbox)が付属しており、パソコンにインストールすることで、画面の拡大、描画、保存、再生にも対応。エルモ社製の書画カメラ(L-12シリーズ)と接続した場合は、パソコンがなくても画面の拡大、描画、保存、再生が可能となる。

 付属品を含め140gの軽量、コンパクトサイズを実現しており、携行して設置することも可能。そのほか、従来製品よりセンサー感度を向上させるなど、使い勝手も向上させた。

 本体価格は89,000円(税別)。文部科学省策定の「教育の情報化加速化プラン」では、2017年度末までを目標に、全国の小中学校全学級へ大型テレビ、プロジェクターといった電子黒板・大型提示装置の整備が進められており、エルモ社では、低価格の製品の投入により、学校単位での整備を容易にしたいとしている。
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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