品川区、昭和大など4大学と「しながわ大学連携推進協議会」設立

 東京都品川区は、星薬科大学・立正大学・清泉女子大学・昭和大学の4大学と「しながわ大学連携推進協議会」を設立した。地域社会の課題解決と大学の教育・研究機能の向上を図り、各大学の学生間の交流や地域社会の発展を図る活動を行う。

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 東京都品川区は、星薬科大学・立正大学・清泉女子大学・昭和大学の4大学と「しながわ大学連携推進協議会」を設立した。地域社会の課題解決と大学の教育・研究機能の向上を図り、各大学の学生間の交流や地域社会の発展を図る活動を行う。

 品川区はこれまでも、各大学と個別に包括的な連携・協力に関する協定を締結し、各大学の特色を生かしながら事業を推進してきた。今回の「しながわ大学連携推進協議会」の設立をきっかけに、さらに幅広い分野での連携の拡充や、大学間の連携を深めるという。

 「しながわ大学連携推進協議会」は、地域社会の発展を図ることが目的。教育・文化、健康・福祉、産業・観光、環境、まちづくりなどの政策で協力し、品川区における地域社会の課題解決や、大学の教育・研究機能の向上を図る。定期的な活動を行うほか、社会貢献活動などに関する情報発信・交換を行いながら、各大学が環境・教育・福祉・地域活動など、さまざまな分野で社会貢献活動を進めていくとしている。

 協議会設立に先立ち、品川区の濱野健区長は「それぞれの大学には由緒ある歴史があり、それぞれ特色ある大学を運営されている。これは、品川区にとって宝物である。各大学と品川区、そして、それぞれの大学間の連携をより深められれば素晴らしいことである。今後もお互いに大学の存在を十分認識し連携すれば、区民にとって素晴らしいことになる」と述べている。

 2月9日に品川区役所で開催された設立総会では、全会一致で協議会会則が承認され、会長に品川区の濱野健区長が就任した。また、今後の総会の開催と学生が参加する活動について審議や、意見交換が行われた。

 5月28日に開催される「しながわECOフェスティバル2017」では、各大学の合同ブースを「しながわ大学連携推進協議会」として出展し、学生が参加する予定だという。
《外岡紘代》

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