大阪市、民営の新・中高一貫校開設…運営は大阪YMCA

 大阪市は5月9日、新設する公設民営の大阪市立中高一貫教育校について、管理を行なう法人の選定結果を公開した。選定の結果、指定管理予定法人は大阪YMCAに決定。指定管理の予定期間は、平成31年4月1日から平成41年3月31日までの10年間。

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 大阪市は5月9日、新設する民営の大阪市立中高一貫教育校について、管理を行なう法人の選定結果を公開した。選定の結果、指定管理予定法人は大阪YMCAに決定。指定管理の予定期間は、平成31年4月1日から平成41年3月31日までの10年間。

 大阪市教育委員会は、大阪市立第131中学校と大阪市立第21高等学校からなる中高一貫教育校について、学校教育における公設民営を進めるべく、指定管理予定法人の選定を進めてきた。1月26日から3月23日まで指定管理予定法人を募集したところ、八洲学園、太田国際学園、大阪YMCA、囲碁教育振興会が応募した。

 選定の結果、指定管理法人は大阪YMCAに決定。「中高一貫教育校の設置目的、本事業の理念及び趣旨を十分に理解しており、その教育活動を通じて、将来の大阪を支えるグローバル人材を育成したいという熱意が認められる」点が評価を得た。また、専門学校や通信制高等学校に加え、国際バカロレア認定校であるインターナショナルスクールの運営など、学校教育の経験を有する点なども選定理由にあげられている。

 大阪市は今後、中高一貫教育校を公設民営学校として開設することにより、グローバル企業の人材による指導体制の構築や突出した才能を伸ばす「オーダーメイド教育」など、民間企業の知見を生かした教育を実施していくとしている。
《佐藤亜希》

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