東洋電装と群馬大学、自動運転の研究開発で産学連携

 東洋電装と群馬大学は5月23日、完全自律型自動運転を可能とする次世代モビリティの社会実装・実用化を目指し、産学連携の取り組みを開始すると発表した。

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群馬大学の自動運転車
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東洋電装と群馬大学は5月23日、完全自律型自動運転を可能とする次世代モビリティの社会実装・実用化を目指し、産学連携の取り組みを開始すると発表した。

群馬大学は、昨年10月より桐生市内で自動運転車の公道実証実験を開始。昨年12月には産学官金連携イノベーションの拠点形成を目指し、同大学内に「次世代モビリティ社会実装研究センター」を設置した。研究センターでは、桐生市での公道実証実験を皮切りに、関連分野の企業や自治体等と連携をしながら自動運転の社会実装を積極的に展開。2017年度内に、大学としては国内最大の完全自律型自動運転に特化したオープンイノベーション型研究開発施設を整備していく予定だ。

一方、東洋電装は自動運転社会や電動化に向けて、昨年1月にイノベーション開発部を発足し、オープンイノベーションにより他業種とのコラボレーションで新規アイテムの開発などを精力的に行ってきた。今回同社は群馬大学の取り組みに共感、同大学と産学連携による共同研究を行い、完全自律型自動運転の実体験からの知見を得ることで、自動運転社会で求められる操作系のあるべき姿を研究し、新規アイテムの開発を目指す。

今後、東洋電装は専用の自動運転車を提供し、群馬大学が進めていく実証実験を通じた新規アイテムの開発、検証を行っていく。
《纐纈敏也@DAYS@レスポンス》

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