早慶上理MARCHなど難関私立大合格者が伸びた高校ランキング発表

 大学通信が運営する携帯サイト「教育総合研究所」は6月8日、「10年で難関私立大合格者数が伸びた高校ランキング(関東・甲信越編)」を発表した。1位は「大宮開成」、2位は「広尾学園」、3位は「本郷」と、上位5校は私立の中高一貫校および私立高校が占めた。

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10年で難関私立大合格者が伸びた高校ランキング 2017(関東・甲信越編)
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 大学通信が運営する携帯サイト「教育総合研究所」は、「この10年で難関私立大合格者数が伸びた高校ランキング(関東・甲信越編)」を発表した。1位は「大宮開成」、2位は「広尾学園」、3位は「本郷」など、上位5校は私立の中高一貫校および私立高校が占めた。

 ランキングは、2007年と2017年を比較し、早慶上理(早稲田大・慶應義塾大・上智大・東京理科大)、MARCH(明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大)、同志社大、立命館大、関西大、近畿大、南山大、西南学院大の15大学の合格者数が伸びた学校を、地域別にランキング化したもの。今回は関東・甲信越地域で伸びた学校を発表した。

 トップは「大宮開成」(埼玉)で、増加数は465人。10年前の169人から634人へと、15大学すべてで合格者数を大きく伸ばした。2位は「広尾学園」(東京)で、増加数は421人。10年前は早稲田大の合格者が1人いただけだったが、2017年は早稲田大55人、慶應義塾大43人など、15大学合計で422人まで大幅に増やした。

 3位は「本郷」(東京)で、340人増。5位は「洗足学園」(神奈川)で324人増と、上位5校のうち4校を私立中高一貫校が占める結果となった。4位の「朋優学院」のみ高校だけの私立単独校。2010年に新設した「国公立大コース」の募集人員を10人に絞り、手をかけて生徒を育てることで大学合格実績を伸ばしている。東京・城南地区において数少ない、高校から入れる私立進学校として高い人気となっている。

 ランキングでは、発表された上位10校のうち、私立中高一貫校および私立高校が7校ランクインし強さを見せた。ランキングは、今週の無料記事として大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に掲載。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すると、すべての記事を閲覧できる。

◆10年で難関私立大合格者が伸びた高校ランキング 2017(関東・甲信越編)
1位「大宮開成」465人増【634人】
2位「広尾学園」421人増【422人】
3位「本郷」340人増【658人】
4位「朋優学院」339人増【360人】
5位「洗足学園」324人増【583人】
6位「横浜翠嵐」318人増【757人】
7位「新宿」294人増【522人】
8位「東京農大第一」280人増【409人】
9位「東京都市大付」274人増【383人】
10位「川和」273人増【640人】
※【】内は2017年の難関私立15大学合格者数計
《畑山望》

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