東京理科大、リケジョ企画展「日本の女性科学者」6/27-8/9

 東京理科大学近代科学資料館は6月27日から8月9日まで、企画展「日本の女性科学者―道を拓いたマドンナたちの百年―」を開催する。女性の進学が難しい時代、高い志で科学者としての道を切り開いた女性科学者の歴史や業績について、実験を通して紹介する。

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 東京理科大学近代科学資料館は6月27日から8月9日まで、企画展「日本の女性科学者―道を拓いたマドンナたちの百年―」を開催する。女性の進学が難しい時代、高い志で科学者としての道を切り開いた女性科学者の歴史や業績について、実験を通して紹介する。入館無料。

 東京理科大学近代科学資料館は年に数回、特別企画展示を行っている。6月27日から開催される「日本の女性科学者―道を拓いたマドンナたちの百年―」は、東京理科大学が女子中高生を対象に実施している「科学のマドンナ」プロジェクトが10年目を迎えたのを記念して企画した。

 企画展「日本の女性科学者―道を拓いたマドンナたちの百年―」では、科学者が男性の職業と見なされる社会や時代の中、高い志を持って道を切り開いた日本の女性科学者の歴史を展示。ビタミンを研究した栄養学者の丹下ウメ、日本産石炭の構造を研究した植物学者の保井コノなど、先駆的な女性科学者の業績や研究内容について、実験を通して伝える。

 また、「科学のマドンナ」プロジェクトなど、次世代の女性科学者を育成するために大学や各機関が展開している取組みについても紹介する。

 関連イベントとして、7月1日、8日、15日、22日、29日には、午後1時半から2時まで科学実験解説を実施。7月2日には、「科学のマドンナ」プロジェクト特別企画「Woman×Science2017」を開催する。8月3日には、第37回猿橋賞受賞記念講演会も開かれる。科学実験解説は参加自由。特別企画と記念講演会は事前申込制。

 開催期間は6月27日から8月9日。時間は午前10時から午後4時。ただし、日曜・月曜・祝日は休館する。入館無料。最終日の8月9日には、東京理科大学のオープンキャンパスも予定されている。

◆企画展「日本の女性科学者―道を拓いたマドンナたちの百年―」
期間:2017年6月27日(火)~8月9日(水)
※日曜・月曜・祝日は休館
時間:10:00~16:00
会場:東京理科大学 近代科学資料館 2階企画展示室
入館料:無料
《奥山直美》

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