【大学受験2018】夏休み40日の過ごし方、勉強のポイントや事前準備を解説…Kei-Net

 河合塾は大学入試情報サイト「Kei-Net」にて「夏休み40日間の過ごし方」を公開した。「夏を制する者が、受験を制する」として、夏休みにやっておきたいこと、それを実践するためのポイントを先輩の体験談をまじえて解説。受験生だけでなく高1・2生にも大切なことを伝える。

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Kei-Net「夏休み40日間の過ごし方」
  • Kei-Net「夏休み40日間の過ごし方」
  • Kei-Net「夏休み40日間の過ごし方」 夏休みこれだけはやろう!(一部)
  • Kei-Net「夏休み40日間の過ごし方」 夏休みの学習計画の立て方(一部)
  • Kei-Net「夏休み40日間の過ごし方」 集中して学習しよう(一部)
 河合塾は大学入試情報サイト「Kei-Net」にて「夏休み40日間の過ごし方」を公開した。「夏を制する者が、受験を制する」として、夏休みにやっておきたいこと、それを実践するためのポイントを先輩の体験談をまじえて解説。受験生だけでなく高1・2生にも大切なことを伝える。

 Kei-Net特派員のアンケートにて、夏休みに力を入れて勉強したことを尋ねると、「苦手教科・科目の克服」33%、「各教科・科目の基礎固め」24%、「1学期までの学習内容の復習」14%などがあがっていた。長い夏休みはまとまった勉強時間がとれるチャンスであり、あせって過去問などの問題演習に取り掛かりたくなるが、その前に「基礎固めができているか」「苦手な問題はないか」を振り返ることを勧めている。苦手科目は1番の得点アップ要素ともなるため、夏休み中に克服しておくことが大切だ。

 高1・2年生に向けては、センター試験の問題の大部分が高2までに習う範囲から出題されることから、今のうちにわからないところがないようにしっかり押さえておくよう、アドバイスしている。

 受験間近になってからでは、併願校についてじっくり検討する時間がとれないため、第1志望校だけでなく第2・第3志望の大学についても考えることも、夏休みのやっておきたいことにあがっている。時間があればオープンキャンパスに参加し、大学の雰囲気などを自分で確かめておくことで、入学後のイメージが具体的になり、やる気アップにもつながるという。

 また、夏休みの学習計画の立て方について、3つのポイントを紹介。その1つが、あれもこれもと詰め込まず、自分に無理のない・計画倒れしないスケジュールを立てること。「英単語を500個覚える」など具体的に夏休みの学習目標を決めるといった、3つのステップも掲載されている。実際に3つのステップに則った計画が書き込めるスケジュール表がWebサイトからダウンロードできるので、ぜひ活用したい。

 そのほか、生活の乱れは体調不良にもつながるため、毎日の生活リズムを整えること、集中して学習することもポイントにあがっている。特に「ながら勉強」は効率が下がるため、メリハリをつけての勉強が大切だという。夏休みの学習場所について、Kei-Net特派員の59%が「塾・予備校」、21%が「自宅」、14%が「学校」と回答している。家でどうしても集中できないという場合は、予備校や図書館などの自習室を活用するなど、自分が集中する場所を考えてみるのも1つの手だ。ただし、夜はそのような施設は利用できないため、自宅で集中できる環境作りも大切だとアドバイスしている。

 なお、夏休みの学習成果を実感するのは秋以降のことが多いようだ。すぐに成果が出なくても、自分を信じて、40日間学習を続けるよう、最後にエールを送っている。
《黄金崎綾乃》

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