保育連絡帳アプリ「きっずノート」110園が導入、全私保連推薦サービスに認定

 三井情報(MKI)が提供する総合保育連絡アプリ「きっずノート」が、全国私立保育園連盟(全私保連)の加盟園110園に導入された。合わせて「きっずノート」は、IT分野で唯一の全私保連推薦サービスに認定されたという。

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きっずノートの仕組み
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  • きっずノート概要
  • 導入済みの全私保連加盟保育園の声(抜粋)
 三井情報(MKI)が提供する総合保育連絡アプリ「きっずノート」が、全国私立保育園連盟(全私保連)の加盟園110園に導入された。合わせて「きっずノート」は、IT分野で唯一の全私保連推薦サービスに認定されたという。

 全私保連は、全国約9,000園の加盟園を有する国内最大規模の私立保育園団体。近年、全私保連では「保育士の業務省力化」「保育の質の向上」「保護者の安心感の向上」および「災害時の緊急連絡対策」を大きな課題として捉えており、これらの課題を軽減、解決するため、MKIは全私保連を通じて加盟園に「きっずノート」を提案したという。

 「きっずノート」は、PCやタブレット、スマートフォンなどで使用できる総合保育連絡アプリ。これまで保護者と園が、おもに紙ベースでやり取りしていた子どもに関するさまざまな情報をアプリでいつでも入力・確認できるようにしたことで、保育者と保護者双方の負荷を大幅に減らすことを可能にしたという。写真や動画で子どものようすを伝えることもできるほか、災害時においては、園から保護者へ避難や待機といった状況の即時一斉連絡ができ、保護者もリアルタイムで確認・返信することが可能。すでに、全世界3万9,000の保育施設、120万の保護者世帯で導入されているという。

 この度、機能の有用性が評価され「きっずノート」はIT分野で初めて唯一の全私保連推薦サービスとして正式に認定された。その後、加盟園に対して「きっずノート」の紹介を行ったところ、2か月あまりで110園の加盟園が導入。現在も普及が進んでいる。

 実際に導入した加盟園からは、「連絡帳の記入などアナログで行っていた事務作業を軽減でき、かつ保護者とのコミュニケーションが充実した」との声があがっているという。全私保連も、平成30年度の保育所保育指針の改定の方向性に挙げられている「家庭との連携による子育て支援」「職員の資質・専門性の向上」を支援するツールとして、「きっずノート」の普及および利用の促進を図っていきたいとコメントしている。
《畑山望》

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