大賞は100万円、東北の未来を変える「U-25ビジネスコンテスト」9/22締切

 キッズドアは、25歳以下の若者を対象にしたビジネスコンテスト「U-25東北ソーシャルビジネスコンテスト」を開催、9月22日まで地域の課題を解決し東北の未来を明るく変えるようなビジネスプランを募集している。大賞には賞金として100万円が授与される。

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U-25東北ソーシャルビジネスコンテスト
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  • U-25東北ソーシャルビジネスコンテスト 8月に行われたキックオフイベントのようす
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  • 自治体課題部門の参加自治体
 キッズドアは、25歳以下の若者を対象にしたビジネスコンテスト「U-25東北ソーシャルビジネスコンテスト」を開催、9月22日まで地域の課題を解決し東北の未来を明るく変えるようなビジネスプランを募集している。大賞には賞金として100万円が授与される。

 コンテストは、東日本大震災以降、被災地での子ども支援を続けてきたキッズドアが、より前向きな支援の一環として本格的な地域復興人材を育成するために企画したもの。村上財団の支援を受けて2017年に初めて実施する。被災地だけでなく、若者の人口流出が大きな課題となっている東北各地において、課題解決策のひとつとして「仕事を創り出す」人材育成を掲げ、誰でも簡単に応募できる「世界一ハードルの低いビジネスコンテスト」をコンセプトに、より多くの若者に「起業」に関心を持ってもらうことをねらいとしている。

 募集するビジネスプランは、東北の8つの自治体が実際に困っている課題の解決に取り組む「自治体課題部門」と、東北を題材に自由にビジネスプランを考える「自由課題部門」の2部門。自治体課題部門では、藁葺き古民家再生のビジネスモデル(秋田県羽後市)や、「雪」を「お金」に変えるビジネスの創出(山形県大石田市)、空き家を利活用したニュービジネスの創出(宮城県気仙沼市)など、学生や若者でもアイデアを出しやすい課題が揃っている。

 応募されたビジネスプランの中から、30名程度を第一次審査通過者として発表。11月3日・4日には第一次審査通過者を対象にメンタリング合宿を実施し、著名起業家メンターによるプランのブラッシュアップを図る機会などを設け、無料で起業のノウハウやヒントを得られる機会を提供する。第二次審査ののち、2018年3月18日には仙台にてファイナルステージを開催。大賞に選ばれた受賞者には賞金として100万円が贈られる。賞金は実際に起業資金とするほか、学生・生徒は進学や留学の費用として使用することも可能だ。

 応募対象は、全国の25歳以下の若者で性別・国籍は問わない。応募はWebサイトおよび郵送にて受け付けている。プランタイトルと400字のプラン概要のみで応募可能。補足資料は自由に添付できる。

◆はじまりは、想いから。今、ココにある東北の未来を君の力で変えよう!
「U-25東北ソーシャルビジネスコンテスト」
対象:25歳以下で、日本語でコミュニケーションがとれる人(性別、国籍不問)
部門:2部門でプランを募集
【自治体課題部門】
・茅葺古民家再生へのビジネスモデル(秋田県羽後町)
・「雪」を「お金」に変えるビジネスの創出(山形県大石田町)
・木材の多様な利活用による新事業の創出(岩手県大船渡市)
・地元農産物を活用した新しいビジネスモデル(山形県長井市)
・持続可能な環境保全型一次産業の振興(宮城県南三陸町)
・空き家を利活用したニュービジネスの創出(宮城県気仙沼市)
・商店街空き店舗を利活用した新しいビジネスモデル(秋田県鹿角市)
・近未来技術を活用した夢のあるまちづくり(秋田県仙北市)
【自由課題部門】
東北にあるモノ・人・資源・地域などを扱う「東北」に関連した新たなビジネス
応募締切:2017年9月22日(金)※当日消印有効
応募方法:Webサイトまたは郵送で受け付ける ※詳細はWebサイトにて確認
入賞:大賞1名(賞金100万円・賞盾・副賞)、優秀賞8名(賞金10万円・賞盾・副賞)
《畑山望》

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