JAXA、高校生を対象としたサイドイベント「S-ISEF」参加者募集

 文部科学省と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2018年3月3日に東京都内で開催される第2回国際宇宙探査フォーラム(ISEF2)に合わせて、次世代を担う高校生を対象としたサイドイベント「S-ISEF」を開催する。宇宙探査に関する研究成果を発表する高校生を募集する。

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「S-ISEF」実施要項
  • 「S-ISEF」実施要項
  • 「S-ISEF」開催概要
 文部科学省と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2018年3月3日に東京都内で開催される第2回国際宇宙探査フォーラム(ISEF2)に合わせて、次世代を担う高校生を対象としたサイドイベント「S-ISEF」を開催する。宇宙探査に関する研究成果を発表する高校生を募集する。

 ISEF2サイドイベントは、宇宙探査に関する国民の認知度向上、宇宙産業の裾野の拡大、若手の人材育成を目的に開催する。サイドイベントは若手(Young)をターゲットとする「Y-ISEF」、高校生(Students)をターゲットとする「S-ISEF」、産業界(Industry)を対象とする「I-ISEF」がある。

 高校生向け「S-ISEF」は、宇宙探査に関する研究成果を発表する高校生約20名を募り、若手研究者や有識者などと今後の宇宙探査について議論し交流する場を提供する。2018年3月3日の成果発表会では、ヤングプロフェッショナル(日本人、外国人)、研究者、有識者、JAXA職員などに対する英語による口頭発表(3分)の後、会場内から質疑応答、講評(約10分)を実施する。

 宇宙探査に関する課題研究、クラブ活動研究、個人研究などが研究の対象となる。発表者、引率教員を含め1チームの参加者は5名以内とする。発表者には文部科学省、JAXAから修了証書が交付される。

 宇宙探査に関する研究分野の例としては「月面でのローバ探査」「宇宙資源の利用の可能性」「宇宙空間での飛行士活動および生物実験」「太陽系複数惑星および衛星の探査」「月面オリンピックなどスポーツ活動」「ロケットの再利用化・効率化」などがある。

◆次世代を担う高校生を対象としたサイドイベント「S-ISEF(ISEF for Students)」宇宙探査に関する高校生研究成果発表会
日時:2018年3月3日(土)13:00~16:00
場所:東京都内
内容:ヤングプロフェッショナル(日本人、外国人)、研究者、有識者、JAXA職員などに対する英語による口頭発表(3分)の後、会場内から質疑応答、講評(約10分)
対象:高校生、3年次までの高専生、高校生相当年齢の人
募集人数:20名程度
締切:2017年12月13日(水)17:00(選考結果は、12月22日(金)までに応募者に通知予定)
申込方法:Webサイトから申し込む
《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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