Google検索ランキングで見る、2017年の話題・流行キーワード

 Googleは2017年12月13日、2017年のGoogle検索ランキングを発表した。急上昇ランキングでは、1位「小林麻央」、2位「北朝鮮」、3位「ドラクエ11」がランクイン。そのほか、比較したものランキングでは、1位の「政党」に続き、「ai スピーカー」 が2位となった。

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 Googleは2017年12月13日、2017年のGoogle検索ランキングを発表した。急上昇ランキングでは、1位「小林麻央」、2位「北朝鮮」、3位「ドラクエ11」がランクイン。そのほか、比較したものランキングでは、1位の「政党」に続き、「ai スピーカー」 が2位となった。

 急上昇ランキングは、昨年と比較して2017年中にGoogleでの検索が急上昇したキーワードで、今年の話題や流行を反映している。調査対象期間は2017年1月1日~12月8日。話題の人やドラマ、比較したもの、都道府県別のランキングなど、さまざまなカテゴリーで集計している。

 今年のトレンドを映す急上昇ランキングでは、乳がんの闘病生活をブログに綴り、惜しまれながら他界した「小林麻央」が1位。続いて、2位に緊迫した情勢を反映して「北朝鮮」、3位に発売前から話題となっていた「ドラクエ11」がランクインした。そのほか、9月に発売された「iPhone8」が9位だった。

 カテゴリー別のランキングでは、話題の人(男性)で「トランプ」大統領が1位、中学生棋士として話題となった「藤井聡太」四段が3位にランクイン。話題の人(女性)は、急上昇ランキングトップの「小林麻央」が1位、2018年9月に引退を表明した「安室奈美恵」が3位、今年大きくブレイクしたお笑い芸人「ブルゾンちえみ」が5位となった。

 比較したものランキングでは、1位の「政党 比較」に続き、2位「ai スピーカー 比較」、3位「ビットコイン 比較」となった。2位のAIスピーカーは、音声操作に対応したAIアシスタントを備えるスピーカーのことで、スマートスピーカーとも呼ばれている。今秋に入り、Googleの「Google Home」やAmazonの「Amazon Echo」をはじめ、LINE、SONYからも発売された。そのほか、10位に「vr ゴーグル 比較」がランクインしている。

 意味を調べるときによく使われる「◯◯とは」のランキングでは、流行語にもなった「忖度とは」が1位だった。2位は経済産業省と経団連らが推進する「プレミアムフライデーとは」。7位にはアメリカで爆発的に流行し日本でもブームとなった「ハンドスピナーとは」がランクインした。

 都道府県別の検索ランキングをみると、東京都や大阪府、熊本県などで「台風」が1位に。そのほか、「地震」「大雨」「雪崩」といったワードも多くみられた。世界が検索した「Japan」ワードのランキングでも「typhoon lan japan」が4位、「Tokyo」ワードのランキングで「Tokyo typhoon lan」が2位だった。
《黄金崎綾乃》

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