【センター試験2018】ムーミン公式サイトが反省!?コメント

 2018年度(平成30年度)大学入試センター1日目(1月13日)に行われた「地理B」の試験に「ムーミン」が登場し、解けなかった受験生から「ムーミン知らない」「一番の難問」など戸惑いの声が上がった。

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平成30年度大学入試センター試験1日目。写真は一橋大学国立キャンパス・西キャンパス内で試験室へ向かう受験生のようす
  • 平成30年度大学入試センター試験1日目。写真は一橋大学国立キャンパス・西キャンパス内で試験室へ向かう受験生のようす
 2018年度(平成30年度)大学入試センター1日目(1月13日)に行われた「地理B」の試験に「ムーミン」が登場し、解けなかった受験生から「ムーミン知らない」「一番の難問」など戸惑いの声が上がった。これに対して「ムーミン公式サイト」は、twitterで「まだまだ知られてないんだな、と反省、(一部抜粋)」などとつぶやいている。

 また、「地理B」の試験終了後には、アクセス集中のためムーミン公式サイトが繋がりにくくなっていたこともツイートされている。



 今の受験生はまさにデジタルネイティブ世代。今回の件に限らず、試験終了直後からSNSには、試験に関するつぶやきが多数投稿される。厳しい受験中もSNSを通じて共感したり発散したりして気分転換するのは、今の時代ならでは。そうしたつぶやきに、昨日は国語の小説で出題された「キュウリいろいろ」の著者の井上荒野さんが、受験生にメッセージを贈るなど暖かい交流も生まれている。

 「ムーミン」は、フィンランド生まれのトーベ・ヤンソンによる作品で、1945年に小説シリーズ1作目の「小さなトロールと大きな洪水」、1952年に初の絵本「それから どうなるの?」が発行。1969年には日本製作のアニメ「ムーミン」が放映され、その後さまざまな作品がつくられている。特に受験生の親世代には、馴染みの深いキャラクターではないだろうか。
《綾瀬しづか》

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