神奈川県、学力向上進学重点校に柏陽高校と厚木高校を指定

 神奈川県教育委員会は平成30年3月30日、学力向上進学重点校として新たに柏陽高校と厚木高校の2校を指定したと発表した。指定の期間は平成30年4月1日から平成33年3月31日まで。

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神奈川県立柏陽高等学校
  • 神奈川県立柏陽高等学校
  • 「学力向上進学重点校」指定の理由
  • 神奈川県立厚木高等学校
 神奈川県教育委員会は平成30年3月30日、学力向上進学重点校として新たに柏陽高校と厚木高校の2校を指定したと発表した。指定の期間は平成30年4月1日から平成33年3月31日まで。

 神奈川県教育委員会では、平成28年1月に「県立高校改革実施計画」を策定し、将来の日本や国際社会でリーダーとして活躍できる高い資質・能力を持った人材を育成する学校として「学力向上進学重点校」を指定している。指定校は「生徒の7割以上が在学期間中に英語検定2級程度以上のレベルを達成する」など県教育委員会が示す5つの指標に基づき、エントリー校の中から指定する。

 平成29年10月に横浜翠嵐高校湘南高校を学力向上進学重点校として先行指定した。この2校に加え、平成30年4月より新たに柏陽高校厚木高校の2校を指定した。

 指定を受けた学校では、教科・科目や総合的な学習の時間をとおして、主体的・総合的・探究的に学ぶ。そして、将来のリーダーとして自ら問題を発見し、自ら解決できるよう、教科を超えてさまざまな課題を関連付けて考えることのできる思考力・判断力・表現力などの育成に取り組み、希望する進路を目指す。

 今後は、次の学力向上進学重点校の指定に向けて、全県立高等学校を対象に、あらためてエントリー校の公募を実施する。エントリー校については、5つの指標に基づき、その実績に応じて随時指定するとしている。
《工藤めぐみ》

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