日焼け止めクリームで紫外線対策、千葉市教委が通知

 千葉市教育委員会は平成30年4月26日、市立の全小中学校などに対し、日焼け止めクリームや帽子などで児童生徒を紫外線から守るよう通知した。長時間の屋外活動では児童生徒に紫外線防御を指導するほか、水泳学習時にはラッシュガードの着用を認めるよう求めている。

生活・健康 小学生
 千葉市教育委員会は平成30年4月26日、市立の全小中学校などに対し、日焼け止めクリームや帽子などで児童生徒を紫外線から守るよう通知した。長時間の屋外活動では児童生徒に紫外線防御を指導するほか、水泳学習時にはラッシュガードの着用を認めるよう求めている。

 紫外線の浴び過ぎによる健康への影響が懸念されていることから、環境省策定の「紫外線環境保健マニュアル2015」を参考に市立学校における紫外線対策を取りまとめた。4月26日には、市立全校となる小学校111校、中学校55校、高校2校、特別支援学校3校の計171校に文書を出した。

 教職員は、紫外線対策の適切な対応として、屋外で長時間活動する際、日焼け止めクリーム、帽子、衣類などで紫外線を防ぐよう児童生徒に指導するよう求められている。水泳学習時には、日焼け防止のため、水着の上にラッシュガードの着用を認めるほか、見学者にはプールサイドの日陰を活用するなど配慮することが示されている。

 管理職に対しては、管理職研修において、科学的知見からも紫外線防御の必要性を教職員に周知するよう指導するよう明記した。児童生徒や保護者が、日焼け止めクリーム、帽子、衣類などで紫外線を防御できるよう配慮することについても、研修において指導するよう記された。

 「紫外線環境保健マニュアル2015」には、日焼け止めの塗布量や塗り方、塗るタイミングなども記載。千葉市教育委員会の通知では、マニュアルを参考に「紫外線防御について、確実に対応すること」と明記している。
《奥山直美》

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