どのくらい重い?小学生のランドセル…1週間のピークで約6kg

 ランドセルメーカーの「セイバン」は2018年6月6日、小学生の荷物の重さとランドセルに関する意識調査結果を発表した。ランドセルの重さも含めると、子どもは平均約6kgのランドセルを背負って登校していることがわかった。

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  • 1週間のうち、ランドセルに入れる荷物がもっとも重たい日の荷物の量を教えてください
  • お子さまは、片道どれくらいの時間をかけて通学していますか
 ランドセルメーカーの「セイバン」は2018年6月6日、小学生の荷物の重さとランドセルに関する意識調査結果を発表した。ランドセルの重さも含めると、子どもは平均約6kgのランドセルを背負って登校していることがわかった。

 調査は、ランドセルを使用する全国の小学生の母親を対象に、小学生が実際に背負っている荷物の重量や、どのくらいの小学生が重量に伴う痛みを感じているのかについて調べたもの。2018年3月28日と29日、インターネットを通じて行った。サンプル数は2,000。

 1週間のうち、ランドセルがもっとも重い日の荷物の重量は平均で4.7kgだった。ランドセル本体の重さも含めると、約6kgのランドセルを背負って通学していることになる。最多の回答は2~3kg未満で15.8%、ついで4~5kg未満が12.3%だった。不明は28.8%。

 通学手段をたずねると、94.9%が徒歩で通学していると回答。自家用車での送迎は4.3%、バスは2.8%、電車は1.6%だった。通学時間は「10~25分未満」が最多で25%。平均通学時間は15分程度だったものの、20分以上かかる子どもも27.1%いることがわかった。

 セイバンは調査結果を受け、「往復にすると毎日40分以上、重い荷物を背負って歩くことになり、成長期である小学生のからだへの影響が気掛かりです」とコメント。約7割はランドセルを背負ったときの痛みは「特になし」と回答しているものの、首のつけ根やうしろが痛いと回答した子どももいたことから、からだにフィットするランドセルを選ぶ重要性を説いている。
《佐藤亜希》

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