大学スマホサイト調査、総合1位は2年連続の東京工科大

 日経BPコンサルティングが発表した「大学スマホ・サイト ユーザビリティ調査 2018-2019」によると、総合ランキング1位には2年連続となる「東京工科大学」が選ばれた。実用性(メインコンテンツへのアクセス)の評価では、「広島女学院大学」が1位だった。

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「大学スマホ・サイト ユーザビリティ調査 2018-2019」総合ランキング
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  • 「大学スマホ・サイト ユーザビリティ調査 2018-2019」実用性ランキング
 日経BPコンサルティングが発表した「大学スマホ・サイト ユーザビリティ調査 2018-2019」によると、総合ランキング1位には2年連続となる「東京工科大学」が選ばれた。実用性(メインコンテンツへのアクセス)の評価では、「広島女学院大学」が1位だった。

 「大学スマホ・サイト ユーザビリティ調査」は、大学のスマートフォンサイトを使いやすさや実用性の観点から評価したもの。対象サイトは国立大学63校、公立大学24校、私立大学171校の258サイトで、前回調査の216サイトから42サイト増加している。調査実施期間は2018年6月上旬~9月上旬。

 総合スコアは、「通信への配慮」「見やすさ」「操作のしやすさ」「トップページ・ユーザビリティ」「サイト・ユーザビリティ」「メインコンテンツへのアクセス」「サイト内検索」「インタラクティブ」の8つの診断指標のもと、合計48項目で審査した。

 総合ランキングの1位に選ばれたのは、「東京工科大学」。前回調査でも1位を獲得した同大だが、さらに操作しやすいデザインにするなど改良を加え、2年連続の1位となった。2位は、各ページの見出しを見やすくするなどの改善が奏功した「名古屋市立大学」。3位の「北海学園大学」は、多くの大学が着手できないでいるシラバス閲覧ページのスマホ対応に取り組み、スマホで利用できるコンテンツの充実に努めている。

 また、多くの大学がスマホ対応に力を入れてきた結果、今ではスマホだけで主要な情報にアクセスできるレベルになったことから、4回目となる今回の調査では実用性(メインコンテンツへのアクセス)を評価する調査を充実。実用性ランキングでは、入試情報やオープンキャンパスなどよく見られる情報(メインコンテンツ)が探しやすく、スマホで問題なく見られるサイトを高スコアとしている。今回からは、就職支援情報や各種証明書の申請方法など、在学生や卒業生によく見られる情報を加えて、より総合的に実用性を評価できるようにした。

 実用性ランキングでは、1位「広島女学院大学」、2位「北海学園大学」、3位は同点で「跡見学園女子大学」「九州工業大学」「京都外国語大学」「神戸市外国語大学」「産業能率大学」「大正大学」「北星学園大学」の7校が選ばれている。
《外岡紘代》

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