異色多様な挑戦を支援、総務省「異能vation」公募

 総務省は2019年6月3日、奇想天外でアンビシャスな技術課題に失敗をおそれずに挑戦する人(通称「へんな人」)を支援するプログラム「異能vation」に関する公募を開始した。締切りは7月31日午後6時(必着)。

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 総務省は2019年6月3日、奇想天外でアンビシャスな技術課題に失敗をおそれずに挑戦する人(通称「へんな人」)を支援するプログラム「異能vation」に関する公募を開始した。締切りは7月31日午後6時(必着)。

 「異能vation」は、総務省が2014年度から実施している、ICT分野において破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性がある奇想天外でアンビシャスな技術課題への挑戦を支援するプログラム。2019年度は、「破壊的な挑戦部門」と「ジェネレーションアワード部門」の2部門で応募を受け付ける。

 「破壊的な挑戦部門」では、社会や産業に大変革をもたらすような課題に対して、失敗をおそれず果敢に挑戦を行うような提案を募集する。支援額は300万円が上限。技術開発期間は、10月に実施予定の最終選考終了後から最長で1年間。

 「ジェネレーションアワード部門」では、ICT分野における「未来がより良くなるような、ちょっとした独自のアイデア」「自分でも一番良い使い方が分からないけれど、こだわりの尖った技術やモノ」「自らが発見した実現したい何か」などを表彰。協力協賛企業各社より、分野賞副賞(20万円)および企業特別賞(未定)などを提供する。表彰にノミネートされた提案(2018年度実績186件)は、協力協賛企業と協力して実装や実現を目指す機会を設けるという。

 年齢制限はなく、日本国籍を持つ者であれば居住地を問わず誰でも応募できる。日本国籍がなくとも、各部門で定めている「日本で活躍したい外国人の要件」を満たしていれば応募可能。応募は、「異能vation」WebサイトまたはSNS(ジェネレーションアワード部門のみ)にて受け付けている。締切りは7月31日午後6時(必着)。2部門同時応募も可能。そのほか、詳細はWebサイトにて確認できる。

 今後、全国各地で説明会も開催予定。詳細が決まり次第、Webサイトにて発表する。なお、プログラムの応募において、説明会への参加は必須ではなく、各選考において評価の対象になることもない。

◆令和元年度(2019年度)「異能vation」プログラム応募要項
対象:
・年齢・国籍不問(日本国籍を持たない者は「日本で活躍したい外国人の要件」を満たすこと)
・自薦(個人またはグループ)もしくは他薦(近くにいる推薦したい人またはグループ)
締切:2019年7月31日(水)18:00(必着)
応募方法:「異能vation」WebサイトまたはSNS(ジェネレーションアワード部門のみ)にて応募する
《桑田あや》

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