キッザニア模擬選挙、夏の参議院選挙に合わせ15歳以下に選挙権

 キッザニアを運営するKCJ GROUPは、令和初の国政選挙となる「夏の参議院選挙」に合わせ、子どもたちが実在する政党の中から1党を選び、子ども専用の投票所で投票体験をする「キッザニア模擬選挙」をキッザニア東京とキッザニア甲子園で開催する。

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キッザニア模擬選挙(キッザニア東京)
  • キッザニア模擬選挙(キッザニア東京)
  • 2014年12月にキッザニア東京で行われた「キッザニア模擬選挙」のようす
 キッザニアを運営するKCJ GROUPは、2019年7月21日に実施される「参議院議員通常選挙」に合わせ、子どもたちが実在する政党の中から1党を選び、子ども専用の投票所で投票体験をする「キッザニア模擬選挙」をキッザニア東京とキッザニア甲子園で開催する。「キッザニア模擬選挙」は今回で6回目の実施。これまでに約1万人の子どもたちが投票をしているという。

 内閣府の「令和元年版子供・若者白書」の調査結果によると、「社会をよりよくするために社会問題の解決に関与したい」と考える日本の若者は4割にとどまるなど、諸外国と比べ、若者の国家や社会に対する意識が相対的に低くなっていることがうかがえるという。また、2016年7月に行われた第24回参議院議員通常選挙では、全年代を通じた投票率が54.7%であったのに対し、20歳代は35.60%、30歳代では44.24%と、若年層の投票率がほかの年代に比べ低い水準にとどまっている。

 KCJ GROUPは、このように若年層を中心とした社会関心の低さなどの社会課題から、日本の将来を担う子どもたちに「自分の代表を選ぶ」「自分の意見を表明する」という姿勢や、選挙に参加することの大切さを学んでもらいたいという願いをこめて「キッザニア模擬選挙」を実施している。

 「キッザニア模擬選挙」では、参議院選挙に立候補する各政党の協力のもと、政党のポスターやマニュフェストなどを施設内に掲示。また、実際の国政選挙で使用されているものと同一の投票箱・記載台・投票用紙交付機などを設置。子どもたちは「大人」と同様の投票体験をすることが可能。なお、公職選挙法に抵触する恐れがあるため、「キッザニア模擬選挙」では開票および選挙結果の公表は行われない。

 実施会場は2か所。キッザニア東京での期日前投票は2019年7月18日~20日、キッザニア甲子園での期日前投票は2019年7月16日~20日で、投票日は両会場ともに7月21日。対象は、来場の3歳~15歳の子ども。

◆「キッザニア模擬選挙」
<キッザニア東京>
期日前投票:2019年7月18日(木)~20日(土)
投票日:2019年7月21日(日)
時間:第1部12:00~15:00/第2部18:00~21:00
※7月21日(日)第2部の投票は20:00まで
投票所の場所:劇場前特設スペース(シティマップ1F-13前)
<キッザニア甲子園>
期日前投票:2019年7月16日(火)~20日(土)
投票日:2019年7月21日(日)
時間:第1部12:00~15:00/第2部18:00~21:00
※7月21日(日)第2部のみ20:00まで
投票所の場所:キッザニア模擬選挙投票所(シティマップ1F-19横)
《田口さとみ》

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