ワーママ8割長期休み負担増…困りごと2位は出費、1位は?

 ナスタは2019年7月17日から7月19日の3日間、家事・育児をしながら働いている女性を対象に、長期連休に関する意識調査を行った。調査の結果から、働く母親たちにとって、平日より子どもの長期連休に負担が多いことがわかった。

生活・健康 保護者
アンケート「長期休み期間中の家事・育児は普段より大変ですか」(ナスタ調べ)
  • アンケート「長期休み期間中の家事・育児は普段より大変ですか」(ナスタ調べ)
  • アンケート「長期休みでの困りごとは何ですか」(ナスタ調べ)
  • アンケート「長期休みでしたいこと、実際にしたこと」(ナスタ調べ)
  • アンケート「長期休みにあったらいいと思うサービス」(ナスタ調べ)
 ナスタは「長期連休に関する意識調査」を家事・育児をしながら働く女性1,000人(30代438人、40代552人、50代10人)を対象に実施した。

 子どもの長期休み期間中の家事・育児は普段より大変かとの問いには、「少し大変」という回答が最多の46.8%であった。「大変」の34.5%と合わせておよそ8割が普段よりも長期休みに家事・育児の大変さを感じていると回答した。

 長期休暇での困りごとは何かという問いには、1位から順に「毎日の三食の準備」66.4%、「お出かけなど出費がかさむ」51.9%、「自分の時間が持てない」46.8%、「子どもの生活リズムが崩れる」41.6%、などの回答が並んだ。普段は給食などで手がかからない子どもの昼食は、休日の負担となっていることがわかる。

 長期連休に何をしたいかという問いと実際にしていることのギャップを見ると、「ゆっくり寝る」は53.7%がしたいと回答しているのに対して、実際にゆっくり寝れている人は31.0%であった。また、「友達に会いたい」と考えている人は19.8%なのに対して、実際に会っている割合は8.0%にとどまった。一方で、「家族でお出かけ」の割合は希望より現実の方が6.6ポイント高いことから、子どものための時間に休日が消化されてしまっている現実が垣間見える結果となった。

 長期休み期間中にどのような子育て支援サービスがあったら使いたいと思うかという問いには、「子どもの宿題を見てくれる」(38.4%)、「食事を作ってくれる」(33.7%)、「子どもと一緒に遊んでくれる」(29.6%)などの回答が多かった。

 さまざまな心配事がある一方で、長期休みには普段の生活では気付けないような子どもの成長が見られるという声もあり、ナスタでは、家族と過ごす時間を大切にしてもらえる、商品・サービスの開発に今後も努めるとしている。

(ナスタ調べ)
《押山麟太郎》

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