都独自の学びのプラットフォーム、オークランド工科大と覚書締結

 東京都教育委員会は2019年8月9日、ニュージーランドのオークランド工科大学との間で、「Diverse Link Tokyo Edu(ダイバース・リンク)」に関する覚書を締結した。オークランド工科大学の教員などによる学習支援などを行う。

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東京都教育委員会、ニュージーランドのオークランド工科大学とDiverse Link Tokyo Eduに関する覚書を締結
  • 東京都教育委員会、ニュージーランドのオークランド工科大学とDiverse Link Tokyo Eduに関する覚書を締結
  • 都独自の学びのプラットフォーム構築「Diverse Link Tokyo Edu(ダイバース・リンク)」
 東京都教育委員会は2019年8月9日、ニュージーランドのオークランド工科大学との間で、「Diverse Link Tokyo Edu(ダイバース・リンク)」に関する覚書を締結した。オークランド工科大学の教員等による学習支援などを行う。

 「Diverse Link Tokyo Edu(ダイバース・リンク)」とは、東京都が2019年度から構築を進めている学びのプラットフォーム。新たな時代に対応できるグローバル人材を育成するため、高度で創造的な探究学習を社会・世界と連携して提供する。文部科学省の2019年度新規事業「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」に採択された。

 具体的には、東京都教育委員会を管理機関とし、中核となる学校と国内外の多様な機関(海外の教育行政機関、国内・海外の大学や企業など)をつなぐ。中核となる学校は、拠点校が都立南多摩中等教育学校、共同実施校が都立白鴎高校・附属中学校、事業連携校が東京グローバル10指定校など。

 ダイバース・リンクに関する個別の覚書は、オーストラリアのクイーンズランド州政府貿易・投資庁、クイーンズランド工科大学と締結しており、ニュージーランドのオークランド工科大学が3件目。オークランド工科大学の教員などによる都立高校生への直接またはオンラインを通じた学習支援を行う。そのほか、都教育委員会とオークランド工科大学の協議により実施する連携事業を予定している。
《黄金崎綾乃》

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