プログラミング必修化「楽しみながら学んで欲しい」53.5%

 2020年度からのプログラミング必修化について、未就学児の保護者の53.5%が「楽しみながら学んで欲しい」と感じていることが、楽天の調査からわかった。また、子どもにやらせたい・自身でやりたいことでは「プログラミング的思考を学べるおもちゃの購入」が1位だった。

教育ICT 未就学児
2020年に小学校でプログラミング教育が必修化されることを知っているか
  • 2020年に小学校でプログラミング教育が必修化されることを知っているか
  • 小学校でのプログラミング教育必修化について、どのように考えるか
  • 小学校でのプログラミング教育必修化に伴い、子どもにやらせたい・自身でやりたいと考えていること
  • プログラミングを学習するうえで役に立つと考えるおもちゃは何か
 2020年度からのプログラミング必修化について、未就学児の保護者の53.5%が「楽しみながら学んで欲しい」と感じていることが、楽天の調査からわかった。また、子どもにやらせたい・自身でやりたいことでは「プログラミング的思考を学べるおもちゃの購入」が1位だった。

 「おもちゃ選び」に関する意識調査は、0歳~6歳の子どもを持つ「楽天ママ割会員」のママパパ(20代~40代)978名が対象。おもに子育てに携わる「楽天市場」ユーザーに向けて、子どもが楽しみ、夢中になれるようなおもちゃを紹介する「楽天おもちゃ大賞 supported by 楽天 ママ割(楽天おもちゃ大賞)」の開催にあわせて、2019年10月5日にインターネット調査にて行われた。

 2020年度から始まる小学校でのプログラミング教育必修化について、回答者の8.4%が「知っており、教育内容の詳細も理解している」、67.0%が「知っているが、教育内容の詳細までは理解していない」と回答。詳細内容の理解には差がみられたが、75.4%が「知っている」と答え、「知らない、聞いたことがない」24.6%を大きく上回った。

 小学校でのプログラミング教育必修化への気持ちについて尋ねると、「子どもには楽しみながら学んで欲しいと思う」53.5%がもっとも多い。ついで、「自分も一緒に学びたいと思う」37.9%、「子どもの将来の可能性が広がると思う」36.9%。

 プログラミング必修化に伴い、子どもにやらせたい・自身でやりたいことについては、「プログラミング的思考を学べるおもちゃを購入すること」23.5%、「プログラミング関連イベントに参加すること」17.3%、「通信教育やオンライン講座により、自宅でプログラミングを学ぶこと」7.5%が上位だった。

 プログラミングを学習するうえで役立つと考えるおもちゃでは、「さまざまな組合せ方で自由自在な造形を楽しめるブロック(LEGOなど)」41.4%、「空間推理力や立体認識力を体感的に学ぶことができるパズルや積み木」35.2%、「プログラミングの基礎となる論理的思考力を鍛錬するボードゲームやカードゲーム」29.7%、「モーターやLEDを組み合わせたプログラミングで動かすガジェット」24.4%などがあがっていた。

 楽天は、プログラミング必修化への気持ちについて、「親世代では経験がない、プログラミング教育に対し前向きに一緒に学ぼうとする姿勢」がうかがえる結果とコメントしている。

 調査では、そのほかに「平日・休日で子どもと遊びたいおもちゃ」「今年のクリスマスプレゼントに子どもに買う予定のプレゼント」などを質問。クリスマスプレゼントには、68.6%が「おもちゃ/ゲーム類」を買う予定と答えている。楽天おもちゃ大賞のユーザー投票期間は、2019年10月28日午前9時59分まで。
《黄金崎綾乃》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top