【大学受験2020】難関大動向、東大理三1次通過ライン680点…データネット

 ベネッセコーポレーションと駿台予備校による「データネット」は2020年1月23日、難関大学の動向分析レポートを公開した。東京大学や京都大学など難関10大学と全国国公立大学医学部医学科の志願者数や度数分布、分析レポートを掲載している。

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 ベネッセコーポレーションと駿台予備校による「データネット」は2020年1月23日、難関大学の動向分析レポートを公開した。東京大学や京都大学など難関10大学と全国国公立大学医学部医学科の志願者数や度数分布、分析レポートを掲載している。東京大学理科三類の1次通過ラインは680点(900点満点)。

 難関大学動向は、大学単位で得点別の志望者度数分布・合格者(前年度)分布など詳細データの一覧表「度数分布」や、大学別の志望者数・成績データなど詳細データの一覧表「動向データ」、各学部の「合格目標ライン」、第1段階選抜通過ラインなどを分析した「分析レポート」を掲載している。

 1月23日時点で公開しているのは、北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学の10大学と、全国の国公立大医学部医学科。

 データネットの分析レポートによると、東京大学の第1段階選抜通過ラインは、文科一類が655点(72.8%)、文科二類が665点(73.9%)、文科三類が735点(81.7%)、理科一類が705点(78.3%)、理科二類が685点(76.1%)、理科三類が680点(75.6%)と予想。文科三類の通過ラインが高くなっており、出願には注意が必要だという。

 また、京都大学(前期日程)は、2019年度入試で志願者数は6年連続減少だったが、その反動はみられず対前年指数98と前年並。文理別でも差はなく、文系は99、理系は97といずれも前年並となっている。なお、「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。

 全国の国公立大医学部医学科について、前期日程は対前年指数が全体で91と減少している。一般枠と地域枠等別では、一般枠で90と減少、千葉大大学や滋賀医科大学など新規に導入した大学が増えた地域枠等は117の増加。後期日程は全体で92と減少している。

 このほか、データネットでは、自己採点の無料ツールや、センター試験速報、解答情報、判定基準などを提供している。
《工藤めぐみ》

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