【大学受験2020】国公立大学の確定志願倍率、前期3.0倍・後期9.3倍

 文部科学省は2020年2月20日、令和2年度(2020年度)国公立大学入学者選抜2次試験の確定志願状況と倍率を発表した。確定志願倍率は、前期日程が3.0倍、後期日程が9.3倍、中期日程が13.3倍で、合計4.4倍。

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 文部科学省は2020年2月20日、令和2年度(2020年度)国公立大学入学者選抜2次試験の確定志願状況と倍率を発表した。確定志願倍率は、前期日程が3.0倍、後期日程が9.3倍、中期日程が13.3倍で、合計4.4倍。前期日程では62大学154学部が2段階選抜を実施した。

 国公立大学の確定志願状況について、国立(前期)は募集人員6万3,828人に対し、志願者数が18万2,772人で、志願倍率が2.9倍。国立(後期)は募集人員1万4,168人に対し、志願者数が12万4,420人で、志願倍率が8.8倍。公立(中期)は募集人員2,355人に対し、志願者数が3万1,426人で、志願倍率が13.3倍。

 国公立(前期・後期・中期)合計は募集人員10万146人に対し、志願者数が43万9,565人で、志願倍率が4.4倍。前年度(2019年度)の確定志願倍率4.7倍と比べて0.3ポイント減少した。なお、国際教養大学と新潟県立大学は、独自日程による試験実施のため、志願状況に含まない。

 志願倍率を学部系統別にみると、「人文・社会」4.7倍、「理工」4.3倍、「農・水産」3.8倍、「医・歯」4.5倍、「薬・看護」5.1倍、「教員養成」3.6倍、「その他」4.7倍。

 前期日程で2段階選抜(いわゆる足きり)を実施したのは、国立44大学117学部と公立18大学37学部の計62大学154学部で、2,138人が不合格となった。2段階選抜による不合格者がもっとも多かったのは、「東京大学」605人、ついで「東京都立大学」326人、「大阪大学」186人、「高知大学」149人、「熊本大学」113人などが続いた。

 前期日程試験は2月25日より、中期日程試験は3月8日より、後期日程試験は3月12日より実施される。
《工藤めぐみ》

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