【大学受験2021】東京外大、試験開始時間を午後に繰り下げ…コロナ対応

 東京外国語大学は2021年1月6日、2021年4月入学者向けの学部一般選抜試験(前期日程・後期日程)について、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮して、試験の開始時間の繰り下げや、試験時間を短縮するといった対応を発表した。

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  • 2021年4月入学者向け選抜試験(学部一般選抜)の前期日程試験について
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 東京外国語大学は2021年1月6日、2021年4月入学者向けの学部一般選抜試験(前期日程・後期日程)について、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮して、試験の開始時間の繰り下げや、試験時間を短縮するといった対応を発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響による試験実施方法の変更は、「可能な限り多くの受験生が日帰りで受験できるように、試験開始時間を繰り下げる」「長時間にわたる試験科目の試験時間を短縮する」という観点に基づいて行われる。

 前期日程試験では、言語文化学部、国際社会学部、国際日本学部が2月25日に実施する試験において、外国語科目「英語」の問題数を減らし、試験時間を150分から90分に短縮して実施する。さらに、試験時間を繰り下げ、午前11時半に開場、午後0時半までに着席する。午後1時から午後2時半までが外国語(英語)の試験、午後3時半から午後4時半までが地理歴史(世界史または日本史)の試験。その後、国際日本学部は午後5時15分から午後5時45分まで外国語(英語スピーキング)の試験を実施する。

 後期日程試験では、国際社会学部が3月12日に実施する試験において、試験時間を繰り下げる。午後0時に開場、午後1時までに着席。午後1時半から午後3時半まで小論文の試験を実施する。

 東京外国語大学は受験生に対して、昼食はなるべく済ませたうえで来学するよう呼びかけている。文部科学省からのガイドラインに基づき、保護者など付添い者用の控室は設けない。新型コロナウイルス感染症の状況や、国または都道府県知事などからの要請により、選抜試験の実施方法がさらに変更になる可能性があるという。変更がある場合には東京外国語大学のWebサイトで公表する。
《外岡紘代》

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