全国高校生マイプロジェクトアワード、11/1エントリー開始

 カタリバが推進する実践型探究学習「全国高校生マイプロジェクト」は、2021年度のアワードに向けたプロジェクトエントリー受付を11月1日から開始する。締切りは12月10日。ただし、長野県は11月30日。

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 カタリバが推進する実践型探究学習「全国高校生マイプロジェクト」は、2021年度のアワードに向けたプロジェクトエントリー受付を11月1日から開始する。締切りは12月10日。ただし、長野県は11月30日。

 全国高校生マイプロジェクト(以下、マイプロジェクト)は、1万人超の高校生らが集う学びの祭典。2020年度に日本全国から4,905プロジェクト、1万3,743名の高校生が参加した。また、毎年12月から3月にかけて、探究学習に取り組んできた高校生たちが集う、学びの祭典「全国高校生マイプロジェクトアワード」を開催している。

 2022年度から高校の必履修科目となる「総合的な探究の時間」。カタリバは探究学習のひとつの手法として、2013年から、マイプロジェクトの普及に携わってきた。8年前に岩手県の高校生から始まったこの取り組みも、日本全国で1万人以上の高校生たちが取り組むプロジェクトに成長した。

 マイプロジェクトとは、主体性をもって、つくりたい未来に向けてアクションを行っていく、学びのプロセス。そのプロセスを通して自分自身の興味関心の発見や、他者との協働、社会の価値発見・創造に向かう姿勢が育まれ、正解がない中で試行錯誤し、探究することで、未来への創造力が引き出されていく。

 全国高校生マイプロジェクト実行委員会は、探究学習やマイプロジェクトに取り組んだ全国の高校生が一堂に会し、その一年間の活動を発表し、参加者との対話を通して次の一歩を考える場として、毎年3月、「全国高校生マイプロジェクトアワード」(以下、マイプロジェクトアワード)を開催している。

 マイプロジェクトアワードは、多様な学校や地域から高校生が集まり、互いの活動やそれに対する想いを共有する中で、新たな気付きや発見がある。また、共にプロジェクトに取り組む仲間として、応援し合う関係を築く。

 高校生の学びを深める「サポーター」として、全国各地で活躍するイノベーターがプロジェクトにフィードバック。高校生は、プロジェクトに対するアドバイスやコメントをもらい、それまでにない気づきを得ることで、プロジェクトの加速や自信につなげる。

 表彰は、文部科学大臣賞、ベストオーナーシップ賞、ベストコ・クリエーション賞、ベストラーニング賞、高校生特別賞、全国優秀賞、地域Summit各賞がある。

 マイプロジェクトアワードは、2021年12月から2022年2月にかけて日本全国で開催される予選「地域Summit」と、3月25日から27日にオンラインで開催される「全国Summit」で構成されている。それらSummitへのエントリーが11月1日より受付開始となる。

◆マイプロジェクトアワード
エントリー資格:
・高校生またはそれに準ずる年齢
・身の回りの課題に対して自ら考え行動した経験がある
※代表者としてエントリーできるのは1プロジェクトのみとなる

エントリーの流れ:
エントリー、書類選考、地域Summit+動画選考、全国Summitの順に進む
※エントリー概要詳細は、Webサイトで確認できる

エントリー期間:
2021年11月1日(月)~2021年12月10日(金)
※長野県は、締め切りが11月30日(火)

地域Summit:
2021年度の地域Summitは、下記地域(日程)で開催。また、どの地域にも属さない場合、もしくは該当地域のSummit日程に参加できない場合は、オンラインSummitに参加
長野県(12月11、12日)、新潟県(12月19日)、福島県(2022年1月9日)、京都府(1月22日)、山形県(1月22日)、神奈川県(1月23日)、広島県(1月29日)、岩手県(1月30日)、北陸(1月30日)、宮崎県(1月30日)、沖縄県(1月30日)、島根県(2月4日)、群馬県(2月5日)、中部(2月5日)、熊本県(2月5日)、青森県(2月6日)、宮城県(2月6日)、東京都(2月6日)、オンラインSummit(複数日程)
※地域Summit・オンラインSummit詳細は、Webサイトで確認できる

全国Summit:
開催日:2022年3月25日(金)~27日(日)
※地域Summitで選ばれたプロジェクトが参加する
※文部科学大臣賞等の授賞式がある
※全国Summit詳細は、Webサイトで確認できる
《大田芳恵》

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