【高校受験2023】広島県立高、調査書の比重変更

 広島県教育委員会は2021年12月22日、令和5年度(2023年度)広島県立高等学校入学者選抜と特別支援学校高等部入学者選抜の基本方針を決定。入学者選抜期間を短縮し、推薦入試にあたる選抜(I)を廃止、一次選抜と二次選抜により実施する。

教育・受験 中学生
広島県教育委員会ホームページ「ホットライン教育ひろしま」
  • 広島県教育委員会ホームページ「ホットライン教育ひろしま」
  • 公立高等学校入学者選抜制度の改善について
 広島県教育委員会は2021年12月22日、令和5年度(2023年度)広島県立高等学校入学者選抜と特別支援学校高等部入学者選抜の基本方針を決定。入学者選抜期間を短縮し、推薦入試にあたる選抜(I)を廃止、一次選抜と二次選抜により実施する。

 その他の現行からのおもな変更点は「自己表現の実施」と「調査書の学年間の比重の変更」。

 「自己表現の実施」では、「自己を認識し、自分の人生を選択、表現する力」をみるために、自己表現カードを活用。個人ごとの面談形式で実施する。面談時間は1人あたり10分以内、自己表現カードの様式は、県教育委員会が作成する。自己表現では、自分自身のことや高校に入学した後の目標等について、自分で選んだ言葉や方法で表現してもらう。

 「調査書の学年間の比重の変更」では、第3学年での到達度をより評価する観点から、調査書の第3学年の評定を3倍にする。

 特別支援学校高等部入学者選抜においても、原則、すべての志願者で、高等学校の内容に準じ自己表現を実施する。ただし、知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校普通科の志願者は実態把握を目的とし、自己表現カードは活用しない。

 その他入学者選抜に関わる内容詳細は、広島県教育委員会ホームページ「ホットライン教育ひろしま」に掲載されている。
《川端珠紀》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top