「StudyCast」外部アプリの学習時間を記録できる新機能追加

 ベネッセコーポレーションが無料で提供する学習管理アプリ「StudyCast(スタディキャスト)」は2022年5月より、外部のさまざまな学習アプリの学習時間を記録できる新機能を追加する。5月時点では、「英語アプリmikan」等、5社6アプリと順次連携予定。

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外部のさまざまな学習アプリと学習記録を連携
  • 外部のさまざまな学習アプリと学習記録を連携
  • オンラインで全国のユーザーとつながりながら学べる
  • 新機能導入イメージ
  • 「StudyCast」の累計ダウンロード数推移
 ベネッセコーポレーションが無料で提供する学習管理アプリ「StudyCast(スタディキャスト)」は2022年5月より、外部のさまざまな学習アプリの学習時間を記録できる新機能を追加する。5月時点では、「英語アプリmikan」等、5社6アプリと順次連携予定。

 「StudyCast」は、スマホアプリ上に作成した勉強部屋で全国のユーザーとリアルタイムで一緒に勉強できる無料のスマホアプリ。5月15日現在、累計ダウンロード数は40万を超える。学習効率をアップさせるための基本機能として、1人で勉強に集中できるタイマー機能、顔見知りの友だちとビデオ通話で教えあえる機能、自分が勉強した時間を自動で記録・可視化する機能等を搭載している。

 2021年4月には、公開アカウントを用いて全国のユーザーと勉強できる機能を追加。12月には、教科別×期間別の記録に加え、参考書別の学習記録が付けられる機能へと進化させる等、全国の中学生・高校生ユーザーの意見や要望を取り入れながらサービス改善を進めている。

 今回、学習記録をさらに改善・発展させるべく外部の複数の学習アプリとの自動連携機能を導入。中学生・高校生の間では、複数の学習アプリの活用が進んでおり、「StudyCast」を通じてそれらの学習記録をシームレスにつないでいくことで、ユーザーの学習管理を効率化することを目指す。

 新機能の導入により、「StudyCast」で勉強した時間だけでなく、連携する外部の学習アプリを起動して勉強した時間も、教科別×参考書・学習アプリ別で一元管理することが可能に。外部の学習アプリも含めた学習記録をまとめてチェックでき、勉強してきたことの振り返りと、次への学習意欲アップにつなげる。

 5月時点での連携先は、mikan「英語アプリ mikan」、STUDYSWITCH「中学生レベルの漢字テスト」、学校ネット「日本史一問一答(解説付き)」、ハナウタ「日本史の王様 等 ●●の王様 シリーズ」「単語帳の『anki』10万問で暗記する勉強アプリ」、yusuke sakurai「中学生・高校生の暗記学習アプリ マナビミライ」の5社6アプリを予定。順次連携を開始する。「StudyCast」では今後さらに連携先を増やす予定としている。
《畑山望》

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