2020年度以降、世界的なパンデミックの影響により世界各国で実施された外出制限、入国規制をはじめとしたさまざまなコロナ禍対応による社会的影響は、高等教育にも影響をおよぼした。全世界で約2.2億人の学生が教育の中断を余儀なくされた（UNESCO 2021）という報告もある。
APUは、2023年度の新国際教育寮APハウス新設に伴い、希望者全員が入寮できるようになる。それを踏まえ、APUでは、多文化共生キャンパスと寮生活で得られる、より豊かな学びの機会を、財政不安に影響されることなく、受けてもらいたいという強い願いを込め、入寮を促進するために寮費の減免制度を新たに導入する。また、2030ビジョンに掲げる「APUで学んだ人が世界を変える」を自ら体現し、またロールモデルとしてAPUを牽引してくれる、そんな高校生に進学してもらえるよう奨学金制度を見直した。
新・寮費減免制度は、2023年度から2026年度の期間、実施する。入寮期間中の11か月分の寮費（住居費・共益費・水光熱費・寝具レンタル費の合計）の半額を減免する。対象は国内学生で入寮希望者のJASSO給付奨学金受給者、支給枠は60名。国際学生を対象とした寮費減免制度についても同時に実施する。国内学生とは条件が異なり、家計収入450万円未満70名が対象となる。
入学試験合格者のうち、成績優秀者に支給される国内学生対象の奨学金制度「国内優秀者育英奨学金制度」は、奨学金支給額が授業料の全額に相当する額100％減免に変更する。学期ごとに成績による継続審査を条件に最大4年間支給。2023年度4月入学者以降実施を開始する。対象者は4月・9月入学の国内学生。支給枠は37名。申請方法は出願登録時に受給を希望する旨を申告する。
詳細は、7月ごろ発行予定の入学試験要項、Webサイトの入試ガイドで確認できる。または、APUアドミッションズ・オフィス（国内）まで問い合わせる。
◆APUの新しい学生支援制度
【新・寮費減免制度】
実施期間：2023年度から2026年度
減免期間：11か月分（入寮期間中）
減免範囲：11か月分の寮費の半額（住居費・共益費・水光熱費・寝具レンタル費の合計）
申請基準：国内学生 入寮希望者でJASSO給付奨学金受給者
支給枠：国内学生 60名
※国際学生を対象とした寮費減免制度についても同時に実施する。国内学生とは条件が異なり、対象は家計収入450万円未満70名
【変更後の国内学生対象の奨学金制度「国内優秀者育英奨学金制度」】
入学試験合格者のうち、成績優秀者に支給される奨学金
実施開始：2023年度4月入学者以降
対象者：4月・9月入学の国内学生 編入・転入学を除くすべての国内学生入試方式
奨学金支給額：授業料の全額に相当する額（100％減免）
※学期ごとに成績による継続審査を条件に最大4年間支給
支給枠：37名
申請方法:出願登録時に受給を希望する旨を申告
