【夏休み2022】鉄道模型コンテスト2022全国大会8/19-21新宿、小学生から大人まで

 Nゲージが走るジオラマ作品への情熱でSTEAM知識を育む感動体験を届ける鉄道模型の夏の祭典「鉄道模型コンテスト2022全国大会」が2022年8月19~21日に東京・新宿住友ビル三角広場で開催される。

教育イベント 小学生
前年 第13回全国高等学校鉄道模型コンテスト文部科学大臣賞受賞作品
  • 前年 第13回全国高等学校鉄道模型コンテスト文部科学大臣賞受賞作品
  • 会場のようす(前年 鉄道模型コンテスト2021 東京大会より)
  • 鉄道模型コンテスト2022パンフ表
  • 鉄道模型コンテスト2022パンフ裏
  • T-TRAKジオラマ作例
  • 手のひらサイズのジオラマを次々と連結するKATOミニジオラマサーカス
  • 巨大Nゲージレイアウト
  • 鉄コンアプリ QRコード

 関水金属が特別協賛する「鉄道模型コンテスト2022全国大会」が、東京・西新宿(新宿住友ビル 三角広場)で2022年8月19から21日まで開催される。「鉄道模型コンテスト2022全国大会」は、8月6、7日に福岡天神で先行開催された「九州大会」の拡大・全国版。小学生から大人まで、Nゲージやジオラマの「ものづくり」への情熱を伝えるイベントだ。

 小学生をもつ家族連れは、多様な課題を解決に導くSTEAM知識を深めるための「STEAMガイドツアー」に参加できる。「第14回全国高等学校鉄道模型コンテスト」は、全国の高校生有志がジオラマ作品を展示し、その魅力をプレゼンテーションする文部科学省が後援するコンクール。「接着」「通電」「静電気」「遠近法」など、さまざまな工夫とアイデアと技術を駆使してNゲージが走るジオラマを作りあげた高校生が、会場では「STEAMガイドツアー」を通じて小中学生を感動させる「アート」に挑戦する。

 会場には、モジュール部門155点・一畳レイアウト部門9点・HO車輛部門15点の高校生/中学生作品や、一般から集められた478点の「ミニジオラマ」作品、86点の「T-TRAK」とよばれる少し大きめのジオラマ作品も展示(展示作品数は8月5日時点)。「鉄コンアプリ」にアクセス・インストールすると、コンテスト会場のライブ配信や出展作品への投票・応援メッセージ、高校生たちの制作プレゼンなどを、手持ちのスマートフォンやパソコンから楽しむことが可能。

 会場では、各参加校・参加者による個性豊かなジオラマを連結、大きな輪となり、そこに敷設されたNゲージ線路の上を日本全国各地で活躍する人気車種はもちろん、歴史に刻まれた栄光の名車や海外の有名な豪華列車たちが走る姿も存分に楽しむことができる。

 ジオラマ制作はSTEAM教育との関連性が強く、自然を観察する「科学(Science)」の目、観察したことを表現する「技術(Technology)」の力、ものづくりを行う「工学(Engineering)」の知識、個人個人の感覚で美しさや感動を創りだそうとする「芸術(Art)」への情熱、そしてそれらを支える「数学(Mathematics)」の底力を、知らず知らずのうちに総合的かつ融合的に学ぶことができるとし、「STEAM先生」ことサイエンスライターの漆原次郎氏によるSTEAMカウンセリングコーナーも設置される。日本における線路幅9mmNゲージ鉄道模型の歴史は1965年以来、55年以上に遡る。「鉄コン」は、日本の「ものづくり」のひとつの結晶でもあるNゲージを介して、「ものづくり」の楽しさや「鉄道」の重要性を啓蒙しながら教育活動に貢献しているという。

◆【鉄道模型コンテスト2022 全国大会】
開催日時:8月19日(金)・8月20日(土)10:00~18:00、8月21日(日)10:00~17:00
会場:新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区西新宿2丁目6番1号)
アクセス:都営地下鉄大江戸線「都庁前」駅直結/東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅より徒歩4分/JR・小田急線・京王線・都営地下鉄新宿線「新宿」駅より徒歩8分/西武新宿線「西武新宿」駅より徒歩10分
入場料:大人1,000円/小学生500円
※公式Webサイト・アプリより電子チケット(前売入場券)購入可
※来場の際は、マスク着用や検温、入場制限など協力のこと。体温37.5度以上は入場不可


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《田口さとみ》

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