国家公務員採用一般職試験2022、女性合格者が過去最多

 人事院は2022年8月16日、2022年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度)と専門職試験(大卒程度)の合格者を発表した。一般職試験は合格者数が8,156人、倍率が3.4倍。このうち、女性の合格者数は3,271人で過去最多、女性の割合は全合格者数の40.1%と初めて4割を超えた。

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2022年度 一般職試験(大卒程度試験)区分別実施結果・合格者の状況
  • 2022年度 一般職試験(大卒程度試験)区分別実施結果・合格者の状況
  • 2022年度 専門職試験実施結果・合格者の状況

 人事院は2022年8月16日、2022年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度)と専門職試験(大卒程度)の合格者を発表した。一般職試験は合格者数が8,156人、倍率が3.4倍。このうち、女性の合格者数は3,271人で過去最多、女性の割合は全合格者数の40.1%と初めて4割を超えた。

 国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)は、定型的な事務をその職務とする係員の採用試験。第1次試験を6月12日、第1次試験合格発表を7月6日、第2次試験日を7月13日~29日の平日のうち第1次試験合格通知書で指定の日時に実施した。

 国家公務員採用一般職試験(大卒程度)は、採用予定数4,921人に対し、申込者数2万8,103人、合格者数8,156人で倍率は3.4倍。合格者数は前年度(2021年度)と比べて603人増加した。このうち、女性の合格者数は3,271人、合格者に占める割合は40.1%と初めて4割を超え、過去最高となった。

 国家公務員採用専門職試験(大卒程度)について、7種類合計の合格者数は5,884人で、前年度と比べて145人減少した。各試験の倍率は、皇宮護衛官(大卒程度)が37.3倍、法務省専門職員(人間科学)が4.3倍、財務専門官が4.0倍、国税専門官が3.6倍、食品衛生監視員が3.9倍、労働基準監督官が6.3倍、海上保安官が9.9倍。航空管制官採用試験は第3次試験の後、10月3日に最終合格者の発表を予定している。


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