voice and peaceは、運営するgifted・発達障害支援者向け動画メディア「incluvox～インクルボックス～」にて関西大学の松村暢隆名誉教授の動画を、2022年8月に4週連続配信する。
松村暢隆名誉教授は、日本の2E研究の第一人者であり、専門は発達・教育発達心理学、才能教育、2E教育。文部科学省によって2021年6月に設置された「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議」の委員を務めている。
2Eとは、twice-exceptional（二重に特別な、二重の支援を要するの意）の略であり、優れた才能と発達障害の特性両方をあわせ持ち、学校で二重に特別な教育ニーズのある子供を表す言葉だ。そのため、2Eの児童生徒に対しては、「才能教育支援」と「発達障害支援」の両方が求められる。
今回配信される動画では、日本と海外の2E教育の現状分析、そして文科省有識者会議のまとめである素案の内容について、委員の松村名誉教授自身が解説しており、今後の日本の才能教育の展望についても語っている。
素案によると、特異な才能のある児童生徒の支援策について検討することは、多様な個性を持つすべての子供たちひとりひとりに対する個別最適かつ協働的な学びについて議論することにも通じており、これからの日本の学校教育が目指す方向性と共通している。
「incluvox～インクルボックス～」は2022年1月にサービスを開始した動画メディアで、voice and peaceの代表であり、現役フリーアナウンサーでもある赤平大氏と、現役テレビスタッフ、発達障害支援有識者によって運営されている。
赤平氏は、2Eの子供を育てる親であり、関連の学術論文を読み込み、「giftedや発達障害の支援には、社会がgiftedや発達障害を理解し、LGBTQ同様に差別なく当たり前に受け入れる環境も必要だ」と実感。まだまだ教育現場で不足している「発達障害に関する専門知識やスキル」を、対面型研修よりも簡単で、手軽に、素早く、低価格で提供することを目指して、gifted・発達障害に特化した動画メディアをスタートした。
2022年7月時点で、動画380本を配信しており、登録後はすべて見放題。月額770円で、登録後1か月間は全動画視聴無料、いつでも解約可能だ。辞書のように使える「支援法を1分間にまとめた動画」300本に加え、「専門知識、最新情報を約10分にまとめた動画」を週に2本配信。いつでもどこでも効率的に知識を得られる。
◆「incluvox～インクルボックス～」サービス概要
価格：月額770円（税込）
販売方法：incluvoxのWebサイトにて新規登録
※決済はクレジットカードのみ。
※初期費用0円、いつでも解約可能、契約後30日間無料。
※法人契約は割引、契約の際は問合せが必要。
