日本中小型造船工業会主催、東京都後援の「水素旅客船乗船イベント」が2022年10月22日に東京湾にて開催される。世界初の水素旅客船「ハイドロびんご」の東京湾航行は今回が初。実際に乗船し、東京湾をめぐる貴重な機会に、小学生とその保護者120人を招待する。応募締切は10月3日。
イベントは、日本中小型造船工業会が主催する海と日本プロジェクト「造船所における進水式見学会および海洋ごみ対策～この地球で一番大きな工業製品『船』を見に行こう!!～」事業の一環として実施するもの。脱炭素化等の産業構造を変えるエネルギー安定確保の観点から、電力のHTT（「H」減らす・「T」創る・「T」蓄める）を推進する東京都も、イベントを後援する。
「ハイドロびんご（水素旅客船）」は、水素と軽油の混焼エンジンを搭載した世界初の旅客船。航行時に排出される温室効果ガスを大幅に削減したエコシップで、従来船と比べ最大50%のCO2排出削減を実現している。
今回は、水素エネルギーの普及啓発と環境・エネルギー問題への興味・関心の喚起を目的に、次世代を担う子供たちを対象とした世界初の水素旅客船「ハイドロびんご」への乗船イベントを開催。当日は、船内見学に加え、水素で動く船の仕組みを学習。東京湾を航行しながら、船から東京のまちを見学し、東京都のエネルギー施策やまちづくりについても説明を行う。
イベントは1日3回開催。参加無料で、小学生とその保護者や家族、計120人を募集する。応募は10月3日までWebサイトで受付、申込時に希望の時間帯を選択して申し込む。なお、応募多数の場合は抽選のうえ当選者にのみ10月11日までに連絡する。イベント詳細は東京都Webサイト内、報道発表にあるイベント募集ページにて確認できる。
◆水素旅客船乗船イベント「世界初の水素旅客船に乗って東京湾を体験しよう！」
日程：2022年10月22日（土）
時間：第1回10:30～11:30、第2回13:30～14:30、第3回15:00～16:00
集合場所：日の出ふ頭小型船ターミナル Hi-NODE（東京都港区海岸2丁目7番103号）
対象：小学生とその保護者・家族
募集人員：120人
参加費：無料
応募方法：Webサイトの申込フォームより申し込む
応募期限：2022年10月3日（月）必着
※応募多数の場合は抽選のうえ当選者にのみ10月11日（火）までに連絡する
