「食べ過ぎ傾向遺伝子」多い出生地2位は香川、1位は?

 ユーグレナは2022年9月28日、ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスのゲノムデータをもとにした「食べ過ぎてしまう傾向が高めの遺伝子タイプが多い出生地(都道府県) ランキング」を公開した。1位は山梨県、2位は香川県、3位は富山県となった。

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食べ過ぎてしまう傾向が高めの遺伝子タイプが多い出生地(都道府県)ランキング
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  • ユーグレナ・マイヘルス遺伝子解析サービス

 ユーグレナは2022年9月28日、ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスのゲノムデータをもとにした「食べ過ぎてしまう傾向が高めの遺伝子タイプが多い出生地(都道府県) ランキング」を公開した。1位は山梨県、2位は香川県、3位は富山県となり、トップ10には日本海側の7県が入った。

 ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスは、個人の健康リスク・体質・祖先について300項目以上の遺伝子型を解析し、どのような病気にかかりやすいか、どのような体質の遺伝的傾向があるかについて結果を提供するサービス。

 調査は2020年5月に行われ、遺伝子解析サービスの利用者2万1,371人を対象に、ゲノムデータを用いて、「食事に対する自制力(SNP:rs1726866)」という項目を解析した。調査では、この遺伝子(SNP:rs1726866)の型の中で、「食べ過ぎの傾向が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」に該当する人の割合を出生地(都道府県)別に算出し、数値化した。

 解析結果より、食べ過ぎの傾向が高めの遺伝子タイプの人の割合が相対的に高い都道府県は、1位が山梨県、2位は香川県、3位は富山県、4位は長崎県、5位は広島県、6位は福井県、7位は新潟県、8位は福岡県、9位は鳥取県、10位は山形県という結果になった。トップ10に日本海側の7県が入り、全ランキングでみると西日本エリアが上位に多いという傾向がわかった。

 遺伝子解析項目「食事に対する自制力」は、米国メリーランド大学の研究グループにて行われた研究をもとにしている。遺伝子解析項目「食事に対する自制力」に関して、日本人の22.1%の遺伝子型が「食べ過ぎの傾向が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」、45.3%の遺伝子型が「食べ過ぎの傾向が一般的なタイプ(遺伝子型:CT)」に該当。つまり、ランキング上位の都道府県の出身であっても、「食べ過ぎの傾向が低めのタイプ(遺伝子型:CC)」に当てはまる人もいるため、自身のタイプが気になる人は、この機会に「遺伝子解析サービス」でチェックしてほしいという。健康リスク・体質の遺伝的傾向と祖先のルーツの約300項目を解析できる「ユーグレナ・マイヘルス 遺伝子解析サービス」は3万2,780円(税込)。詳細はWebサイトで確認できる。

 ユーグレナは、2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラ等を活用した食品、化粧品等の開発・販売の他、バイオ燃料の生産に向けた研究、遺伝子解析サービスの提供を行っている。

◆食べ過ぎてしまう傾向が高めの遺伝子タイプが多い出生地(都道府県) ランキング 
1位 山梨県
2位 香川県
3位 富山県
4位 長崎県
5位 広島県
6位 福井県
7位 新潟県
8位 福岡県
9位 鳥取県
10位 山形県

《田中志実》

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