相馬雄太監督の最新作「学校の中のシマウマたち」が2022年9月30日、YouTubeにて無料公開された。本作は「2分の1成人式」や「子どもの権利条約」をテーマとした短編映画。児童養護施設で暮らす少年の気持ちに、他の子供はどう寄り添うのか。
制作はスタジオモノロン、監督を務めたのは若手映画監督の相馬雄太氏。相馬氏は、インディーズ映画専門の監督として3作品をつくり上げ、前作の短編映画「ぼくときみの小さな勇気」は「STARDUST DIRECTOR film fes.2022」でSTARDUST賞を受賞。日本最大級の子供映画祭「29thキネコ国際映画祭」の入選等、多くの国内映画祭での受賞歴をもつ。
最新作「学校の中のシマウマたち」は、児童養護施設で暮らす少年、今井日向が「2分の1成人式をやりたくない」と友人に相談するところから物語が始まる。学校全体を巻き込んで最後にたどり着く答えは何か。2分の1成人式をすると傷つく人がいるということ知り、作品全体を通して「少数派に寄り添うことの大切さ」を伝える内容となっている。
主演は 2005年放送のTBSドラマ「大好き!五つ子 Go!!」慎吾役でレギュラー出演を果たした山内秀一氏。その他、YouTuberのウンパルンパや、ミュージカル「テニスの王子様」等の舞台で活躍中の小早川俊輔氏が出演。インディーズ映画には珍しい豪華キャストが作品に携わっている。短編映画「学校の中のシマウマたち」は、YouTubeにて無料公開中。
