文部科学省は2021年9月28日、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が変更されたことを受けて、大学等の設置者に向けて、変更内容を通知した。引き続き、感染症対策の徹底と学修機会確保の両立に取り組むとともに、大学入学者選抜の実施等を要請している。
日本私立学校振興・共済事業団は2021年9月28日、令和3年度(2021年度)私立大学・短期大学等入学志願動向を発表した。入学定員充足率は前年度比2.80ポイント減の99.81%。平成元年度(1989年度)からの推移をみると、充足率は初めて100%を下回っている。
国立大学協会は、大学入学共通テストで英語認定資格・検定試験の活用、記述式問題の出題が見送られたことを受け、「2020年度以降の国立大学の入学者選抜制度-国立大学協会の基本方針-」を改訂し、ガイドライン等を廃止した。
2025年度からの新課程入試で出題教科となる「情報」について、必須科目や選択科目として「課す・課す方向」と回答した大学は、大学入学共通テストが13%、個別試験が3%であることが、朝日新聞と河合塾による2021年度共同調査「ひらく 日本の大学」の結果からわかった。
桜美林大学は2021年9月22日、2023年4月に新たな学群「教育探究科学群(仮称)」の開設を目指し、設置を構想していることを発表した。日本初の「探究」を冠する新学群で自己変革力を育成する。入学定員は150名を予定。
千葉県は2021年9月21日、令和3年度(2021年度)千葉県内留学生数調査結果を公表した。県内留学生数の総数は前年(2020年)比1,387人減の1万334人。国・地域別の留学生数は「中国」が4,077人でもっとも多かった。
芝浦工業大学は、未来を担う理工系女性技術者の育成のため、2022年度学部入学者から100人超の成績優秀な女子入学者へ入学金相当(28万円)を奨学金として給付する。100周年にあたる2027年度までに学部女子学生比率を30%以上に引き上げる目標を掲げている。
大学入試センターは2021年9月14日、令和4年度(2022年度)大学入学共通テスト新型コロナウイルス感染症対策等について公表した。マスク着用の義務付けや、無症状の濃厚接触者への対応等について触れている。
2022年度(令和4年度)大学入学共通テストについて、文部科学省は2021年9月14日、体調不良の受験生が安心して選択できるよう、全都道府県に追試験会場を設置すると発表した。
文部科学省は2021年9月9日、緊急事態宣言の延長等にともない「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が変更されたことを受けて、大学等の学校設置者に変更内容を通知した。感染症対策の徹底と学修機会の確保を両立する工夫等をあらためて要請している。
文部科学省は2021年9月7日、就職・転職支援のための大学リカレント教育推進事業の概要・プログラム内容をWebサイトに掲載した。22都道府県の40大学が、DXや医療・介護、地方創生、女性活躍等、幅広い分野から63プログラムを提供する。詳細はWebサイトより確認できる。
日本私立大学連盟は2021年8月25日、自民党の文部科学部会で意見開陳を行い、大学入学共通テスト実施時期の1か月前倒し、中間所得層に対する学生支援等、高等教育政策と予算・税制関係について要望した。
文部科学省は2021年8月27日、2022年度(令和4年度)開設予定の大学の学部等の設置届出を公表した。2022年4月、神戸女子大学は心理学部、大阪成蹊大学は国際観光学部を新設する。
文部科学省は2021年8月27日、2022年度(令和4年度)からの私立大学等の収容定員の増加に係る学則変更予定一覧を掲載した。私立大学19校、私立短大2校について公表しており、順天堂大学は179人、名城大学は45人の定員増となる。
文部科学省は2021年8月27日、新型コロナウイルス感染症対策にともなう2022年度大学入学者選抜における個別学力検査の追試等の対応状況について、Webサイトに調査結果を公表した。7月31日現在、96.6%の大学が「追試または受験振替を実施」と回答している。
文部科学省は2021年8月25日、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が変更されたことを受けて、大学等の学校設置者に変更内容を通知した。遠隔授業を活用する際の学生への丁寧な説明、部活動等の課外活動を介した感染拡大防止の徹底等を求めている。