小~高15団体が受賞「第18回コカ・コーラ環境教育賞」

 財団法人コカ・コーラ教育・環境財団は8月8日、「第18回コカ・コーラ環境教育賞」の大賞が決定したことを発表した。

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活動表彰部門 大賞受賞団体浦添市立港川小学校(沖縄県浦添市)
  • 活動表彰部門 大賞受賞団体浦添市立港川小学校(沖縄県浦添市)
  • 活動表彰部門 大賞受賞団体浦添市立港川小学校(沖縄県浦添市)
  • 次世代支援部門青森県立名久井農業高等学校 チーム・フローラフォトニクス(青森県南部町)
  • 次世代支援部門青森県立名久井農業高等学校 チーム・フローラフォトニクス(青森県南部町)
  • 活動表彰部門 大賞受賞団体浦添市立港川小学校(沖縄県浦添市)
  • 次世代支援部門 大賞受賞団体青森県立名久井農業高等学校チーム・フローラフォトニクス(青森県南部町)
  • 優秀賞受賞団体/活動表彰部門 (対象:小中学生及びその指導者)
  • 優秀賞受賞団体/次世代支援部門 (対象:高校生・大学生)
 財団法人コカ・コーラ教育・環境財団は8月8日、「第18回コカ・コーラ環境教育賞」の大賞が決定したことを発表した。

 コカ・コーラ環境教育賞は、1994年に設立され、今年で18回目となる。小中学生とその指導者を対象として、地域社会に根ざした環境教育・環境保全活動実績を顕彰する「活動表彰部門」と、高校生および大学生による環境保全・環境啓発に寄与する新しい企画を評価し、具現化のための支援をする「次世代支援部門」の2部門で実施している。

 最終選考会には、全国の174団体から選出された小学生から高校生までの15団体が参加し、各団体が取り組んでいる環境活動の実績や成果、今後の企画について発表した。審査の結果、活動表彰部門では「浦添市立港川小学校(沖縄県浦添市)」、次世代支援部門では「青森県立名久井農業高等学校 チーム・フローラフォトニクス(青森県南部町)」が大賞を受賞した。

 浦添市立港川小学校の活動内容は、地域の海の生態系の学習や自然環境の保護・保全活動に取り組むもので、地域の自然に触れて学んだ環境保全の必要性を、児童が保護者や地域の人々向けの発表会などを通して発信。専門家との連携を図りながら、環境教育を継続的に実施しているというもの。

 青森県立名久井農業高等学校 チーム・フローラフォトニクスの活動は、津波被害を受けた絶滅危惧種サクラソウの採種を県とともに実施し、貴重な生物資源として保存。増殖後は株を保存する市民参加型の保護活動につなげている。さらに、塩害を受けた花壇の早期再生のために新しい除塩と土壌改良技術を開発し、花壇や農地の復旧活動に取り組んでいるというもの。

 また優秀賞は、活動表彰部門では氷見市立十二町小学校(氷見市)、北九州市立曽根東小学校(北九州市)など9団体、次世代支援部門では京都府立桂高等学校バイオテクノロジー部(京都市)、石川県立津幡高等学校朱鷺サポート隊(津幡町)など4団体が受賞している。

 8月6日に北海道夕張郡栗山町の「コカ・コーラ環境ハウス」にて行われた表彰式では、同財団の理事および選考委員、スペシャルゲストの競泳の北島康介選手より、受賞15団体の代表者に目録が贈呈された。
《前田 有香》

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