【高校受験】神奈川・公立高の前期選抜…全日制19,555人が合格

 神奈川県は2月1日、平成24年度の公立高校入試・前期選抜における合格者数の集計結果をまとめ、ホームページに掲載した。前期選抜を実施したのは157校。全日制課程では153校で19,555人が合格した。

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前期選抜実施校
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  • 前期選抜募集人員に満たなかった学校
 神奈川県は2月1日、平成24年度の公立高校入試・前期選抜における合格者数の集計結果をまとめ、ホームページに掲載した。

 現行の神奈川県の公立高校入試は、学力検査を行わず、調査書、面接および各校が必要に応じて実施する検査による「前期選抜」と、学力検査などで選抜を行う「後期選抜」に分けて実施される。前期選抜では、全体の募集定員の20〜50%(クリエイティブスクールは20〜80%)の範囲で、各学校が定めた人員を募集する。今年度の前期選抜は、1月25日〜27日に面接試験などが実施され、2月1日に合格発表が行われた。

 発表された資料によると、前期選抜を実施したのは県立142校、市立15校の合わせて157校。そのうち全日制課程では153校(県立139校、市立14校)が実施しており、前期募集の募集人員19,412に対し、面接(受検)者数が40,214人、19,555人が合格した。2月1日の平均競争率 は2.06倍となり、前年度の2.12倍より0.0ポイント下降した。

 全日制課程で競争率が高かったのは、県立横浜翠嵐・普通科の4.04倍、県立横浜南陵・健康福祉コースの3.95倍、県立弥栄・芸術科美術専攻の3.89倍だった。

 また前期選抜で募集人員に満たなかった学校は、定時制課程で県立横浜翠嵐、県立横須賀など8校で欠員の合計が147人、通信制課程では県立横浜修悠館と県立厚木清南の2校で335人となった。

 神奈川県の公立高校入試・後期選抜は2月6日より願書受付が開始される。なお、神奈川県では来年度より公立高校の入試制度を変更し、現行の制度で選抜が行われるのは今回が最後となる。
《田崎 恭子》

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