東京都教育庁は9月13日、2013年度～2017年度の都内公立小中学校の児童生徒数の推計を発表した。2017年度には2012年度実数に比べ、公立小学校児童数は1.5％増の564,556人、公立中学校生徒数は1.6％減の230,434人となる見込みである。 同推計は、教育行政上の諸施策を企画立案するために必要な基礎数値を得ることを目的とし、1956年度から実施している。推計期間は、2013年度～2017年度までの5年間。 公立小学校児童数は、2013年度は減少し、2012年度実数555,980人に比べ、1,796人（0.3％）減の554,184人となる見込みである。その後増加に転じ、2017年度には2012年度実数に比べ、8,576人（1.5％）増の564,556人となる見込みである。 公立中学校生徒数は、2013年度は増加し、2012年度実数234,068人に比べ、1,744人（0.7％）増の235,812人となる見込みである。その後減少に転じ、2017年度には2012年度実数に比べ、3,634人（1.6％）減の230,434人となる見込みである。 公立小学校1年生数は2013年度以降増加傾向をたどり、2017年度には2012年度実数89,262人に比べ、6,716人（7.5％）増の95,978人となる見込みである。 公立中学校3年生数は2017年度まで増加傾向であり、2012年度実数77,418人に比べ、1,746人（2.3％）増の79,164人となる見込みである。その後減少に転じ、2017年度には2012年度実数に比べ、502人（0.6％）増の77,920人となる見込みである。 なお、推計の方法は、就学予定者数については「住民基本台帳」、小中学校の児童生徒数については「学校基本調査速報」の人数をそれぞれ基本とし、その人数が将来、どれだけ増減するかを推計したという。
