豊田市、市内の全小中学校にデジタル教科書導入

 愛知県豊田市は、2012年4月より市内の全小中学校にデジタル教科書を導入した。その活用の様子を同市のホームページで紹介している。児童・生徒からの評判はよく、小学校では88%、中学校では77%が分かりやすいと回答しているという。

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デジタル教科書を使った授業は分かりやすいと思いますか?(アンケート結果)
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 愛知県豊田市は、2012年4月より市内の全小中学校にデジタル教科書を導入した。その活用の様子を同市のホームページで紹介している。児童・生徒からの評判はよく、小学校では88%、中学校では77%が分かりやすいと回答しているという。

 豊田市の教育センターでは、電子黒板とデジタル教科書を各学校に導入し、効果的な活用方法をすすめている。予算の都合もあり、生徒一人一人にデジタル教科書を配布するまでには至っておらず、学校に数台~各クラスに数台程度配布しているという。

 児童・生徒を対象にしたアンケート結果によると、電子黒板が全教室に配置されている学校で「デジタル教科書を使った授業は分かりやすい」と感じている児童・生徒の割合が高く、小学校では88%、中学校では77%が分かりやすいと回答している。中学2年生の生徒は、「黒板に書きにくい図なども、デジタル教科書だと表せるので授業が分かりやすくなっていいと思います」と感想を述べている。

 市教育委員会では、デジタル教科書の効果的な活用に向けた教員研修を継続し、より多くの子どもたちが、デジタル教科書の魅力や価値をさらに実感できるよう、電子黒板の整備に努めていくという。
《工藤めぐみ》

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