国際生物学五輪、日本の高校生4名全員がメダル獲得

 7月14日から21日にスイス・ベルンで開催された「第24回国際生物学オリンピック(IBO)」に参加した日本代表4名の高校生のうち、 広島学院高等学校3年の新宅和憲さんが金メダルを獲得。そのほか3名も銀メダルを獲得し、参加者4名全員がメダルを手に帰国することとなった。

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 7月14日から21日にスイス・ベルンで開催された「第24回国際生物学オリンピック(IBO)」に参加した日本代表4名の高校生のうち、 広島学院高等学校3年の新宅和憲さんが金メダルを獲得。そのほか3名も銀メダルを獲得し、参加者4名全員がメダルを手に帰国することとなった。

 IBOは、高校生を対象に生物学の面白さや楽しさを体験してもらうためのコンテストで、1990年に現在のチェコ共和国で第1回が開催された。日本は2005年から参加を開始し、毎年4名の選手を派遣。24回目となる今回は、62か国240名が参加したという。

 IBOの内容は、実験問題と理論問題が課される個人戦。成績優秀者には金メダル(参加者のおよそ1割)、銀メダル(同2割)、銅メダル(同3割)がそれぞれ贈られる。昨年のシンガポール大会では、金メダル獲得を逃したが、今回は新宅さんが見事獲得。そのほか、真田兼行さん(灘高等学校2年)、 中村絢斗さん(埼玉県立大宮高等学校3年)、横山純士さん(東京都立西高等学校2年)もそれぞれ銀メダルを獲得し、日本代表4名すべてがメダルを獲得した。
《水野こずえ》

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