国際地学オリンピック、灘・開成・栄光・筑駒の4生徒がメダル獲得

 インドで開催された「第7回 国際地学オリンピック」に参加した日本の高校生4名が、金メダル1名、銀メダル3名と、参加者全員がメダルを獲得した。なお、メダルを受賞した生徒たちは、21日に日本に帰国する予定。

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第7回 国際地学オリンピックに参加した日本代表の4名
  • 第7回 国際地学オリンピックに参加した日本代表の4名
  • 昨年、アルゼンチン大会の模様(参考画像)
  • 昨年、アルゼンチン大会の模様(参考画像)
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 インドで開催された「第7回 国際地学オリンピック」に参加した日本の高校生4名が、金メダル1名、銀メダル3名と、参加者全員がメダルを獲得した。なお、メダルを受賞した生徒たちは、21日に日本に帰国する予定。

 国際地学オリンピックは、国際地質科学連合(IUGS)の下部組織が支援するInternational Geoscience Education Organization(IGEO)の主要活動として創設された、高校生のための地学の国際大会。2007年に第1回大会を韓国で開催し、日本からは2008年以降毎年4名の生徒を国際地学オリンピックに派遣している。第7回となる今回は、9月11日から19日にインド・マイソールで開催。世界23の国や地域から90名の生徒が参加したという。

 国際地学オリンピックでは、世界中から選抜された選手が筆記試験と実技試験で成績を競い、上位10%に金メダル、20%に銀メダル、30%に銅メダルが与えられる。また、試験のほかに、国際混成チームでの国際協力野外調査、現地での高校訪問、開催地の自然や文化を知る催しなども行われる。

 受賞者は、金メダルが 安藤大悟さん(灘高等学校3年)、銀メダルが桑原佑典さん(開成高等学校3年)、安河内健志朗さん(栄光学園高等学校3年)、八幡幸太郎さん(筑波大学附属駒場高等学校3年)。日本の金メダル獲得は4大会連続となる。

 なお、次回、2014年大会はアメリカでの開催が予定されており、現在、予選参加者を募集している。また、2016年第10回大会は、三重県での開催が決定している。
《水野こずえ》

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