学校が導入したい端末、授業利用には「iPad」校務には「Windows」が人気

 学校現場が今後導入したい端末・ネットワーク製品では、「iPad」と「Windowsタブレット」の人気が高いことが1月29日、TechTargetジャパンが実施した「教育機関のIT製品導入に関する読者調査」の結果から明らかになった。

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 学校現場が今後導入したい端末・ネットワーク製品では、「iPad」と「Windowsタブレット」の人気が高いことが1月29日、TechTargetジャパンが実施した「教育機関のIT製品導入に関する読者調査」の結果から明らかになった。

 調査は2014年11月~2015年1月、学校や学習塾、教育委員会などの教育機関のIT製品・サービス導入に関与するTechTargetジャパン会員を対象にWebで実施。123件の回答を得た。

 勤務先や管轄下の教育機関におけるIT製品の導入・活用状況では、「現在導入・刷新を進行中」28.5%、「導入・刷新に向けて予算や導入時期を具体的に検討中」16.3%、「すぐに導入・刷新はしないが情報収集を継続」30.1%。7割以上が導入や刷新に前向きであった。

 実際に導入・活用しているIT製品は、「Windowsノートパソコン」が最多で、「授業・講義」では62.6%、「校務・学務など」では78.0%に上った。「無線LANアクセスポイント」と「Windowsデスクトップパソコン」も5割前後を占めた。授業や講義で利用するタブレットは、「iPad」27.6%、「Windows8/8.1、WindowsRT/RT8.1」21.1%、「iPad mini」が12.2%となった。

 今後、授業や講義で導入したい端末・ネットワーク製品については、「iPad」(40.7%)と「Windows8/8.1、WindowsRT/RT8.1」(39.0%)の人気が高いことも明らかになった。一方、校務・学務で今後導入したい端末・ネットワーク製品では、「Windows8/8.1、WindowsRT/RT8.1」が26.0%と「iPad」の22.8%を上回った。
《奥山直美》

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