インターンシップ、参加経験は5人に1人…就職ジャーナル調べ

 就職ジャーナルの「学生×シゴト総研」が行った調査では、大学2年生から大学院2年生でインターンシップに参加したことがある学生は21.6%と、参加経験があるのは約5人に1人であることがわかった。

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 就職ジャーナルの「学生×シゴト総研」が行った調査では、大学2年生から大学院2年生でインターンシップに参加したことがある学生は21.6%と、参加経験があるのは約5人に1人であることがわかった。

 調査は5月23日と24日、大学2年生から大学院2年生693人を対象に「インターンシップに参加したことがあるか」を質問した。

 参加したことが「ある」と答えた学生は21.6%。「ない」と答えた学生は78.4%となり、8割近くの大学生・大学院生にインターンシップの経験がないことがわかった。

 アンケートでは、男子学生よりも女子学生、理系学生よりも文系学生の方が、インターン参加経験のある学生の割合が若干多い傾向があったという。また、学年別では、大学2年生・大学3年生・大学院1年生には参加経験のある学生が少なく、大学4年生・大学院2年生の平均参加率は3割台となっている。

 インターンシップに参加した学生のコメントでは、「メーカーでライン作業の大変さや、細かい点検が徹底されていることを知ることができた」、「図書館司書は実際は体力が非常に重要な仕事だと感じた」、「製薬会社の実習では大学と企業での実験の違いを認識した」、「販売する側の視点から見るとたくさんの工夫がなされていることを知った」などがあげられ、働く側に立って初めて実感することも多いようだ。

 また、「難しい仕事だが、やりがいを感じた」や「グループワークの経験ができた」など、インターンシップの経験が役に立ったとするコメントも多く見られた。
《勝田綾》

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