2016年卒就職人気ランキング、理系1位は7年ぶりの…

 マイナビは7月1日、「2016年卒マイナビ大学生就職企業人気ランキング」の上位100社を発表した。文系総合では8年連続で「JTBグループ」、理系総合では7年ぶりに「トヨタ自動車」が1位にランクインした。

生活・健康 その他
文系・理系(総合)上位10社
  • 文系・理系(総合)上位10社
  • 文系(総合)上位100社
  • 理系(総合)上位100社
  • マイナビ採用サポネット
 マイナビは7月1日、「2016年卒マイナビ大学生就職企業人気ランキング」の上位100社を発表した。文系総合では8年連続で「JTBグループ」、理系総合では7年ぶりに「トヨタ自動車」が1位にランクインした。

 調査は、2016年3月卒業見込みの大学3年生と大学院1年生を対象に実施。就職を希望する企業5社を回答し、選社理由を1社につき2項目選択してもらった。有効回答は20,778名(文系14,085名・理系6,693名)。調査期間は2015年3月1日から2015年5月31日。

 文系総合では、「JTBグループ」が8年連続のトップとなった。選社理由の最多は「やりたい仕事ができそう」23.8%、ついで「業界上位である」20.2%、「国際的な仕事ができる」12.0%となった。

 2位は、2014年から1つランクを上げこれまでの最高位となった「エイチ・アイ・エス(H.I.S.)」がランクイン。選社理由は1位同様に、「やりたい仕事ができそう」22.0%が最多。

 3位は「ANA(全日本空輸)」で、12年連続トップ3入りをキープしている。選社理由は「国際的な仕事ができる」23.3%が最多。そのほか、10位内では三菱東京UFJ、三井住友、みずほファイナンシャルグループの3大メガバンクがそれぞれ躍進した。

 理系では、「トヨタ自動車」が7年ぶりにトップとなった。理系院生では2年連続のトップとなる。選社理由は、最多が「業界上位である」25.7%、ついで「安定している」22.3%、「技術力が高い」13.0%となり、自動車業界が好景気に沸くなか、国内企業最高の2兆円を超える経常利益を出す実績が支持を集めたと思われる。なお、100位内の自動車関連業界は軒並みランクアップしている。

 2位は2014年から1つランクを上げた「味の素」で、理系女子では3位、理系男子では2014年から16ランクを上げ14位となった。3位は「カゴメ」で、理系女子と学科系統別の「数・物・農・その他理系」で3年連続1位と安定した人気を保つ。

 なお、文系・理系それぞれの総合と男女別の100位までのランキング、理系の学科系統別の30位までのランキングは、「マイナビ採用サポネット」に掲載されている。
《荻田和子》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top