第110回医師国家試験合格者発表、医師合格率91.5%…2年連続過去最高更新

 厚生労働省は3月18日、医師国家試験と歯科医師国家試験の合格発表を行った。医師合格率は91.5%、歯科医師合格率は63.6%。医師合格率は、1985年以降最高となった第109回の91.2%よりさらに0.3ポイント増加し、過去最高となった。

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 厚生労働省は3月18日、医師国家試験と歯科医師国家試験の合格発表を行った。医師合格率は91.5%、歯科医師合格率は63.6%。医師合格率は、1985年以降最高となった第109回の91.2%よりさらに0.3ポイント増加し、過去最高となった。

 第110回医師国家試験は2月6日から8日に実施され、出願者数は9,759人、受験者数は9,434人だった。合格者数は8,630人で、合格率は91.5%。医師国家試験が年1回の実施となった1985年以降最高となった第109回の91.2%からさらに0.3ポイント増加し、合格率は過去最高となった。このうち、新卒者の合格者数は8,165人で、合格率は94.3%、前年の94.5%と比べこちらも0.2ポイント増加した。

 第109回歯科医師国家試験は1月30日と31日に実施され、出願者数は3,706人、受験者数は3,103人だった。合格者数は1,973人で、合格率は63.6%。前年合格率の63.8%比べ0.2ポイント減。このうち、新卒者の合格者数は1,436人、合格率は72.9%で、前年の73.0%と比べ0.1ポイント減少した。

 昨年同様、どちらの試験も新卒者の合格率が高かった。合格者名簿は厚生労働省Webサイトの「合格発表(速報)」で5月末まで閲覧可能。リセマムではこの後、本日夕方ごろに厚生労働省からの情報提供を受け、大学別の合格者数を掲載予定。
《佐藤亜希》

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